オリ・山本由伸は侍投手陣の中心になれる 160キロ到達が予感される若き剛腕
昨季リリーフとしてブレーク
宮崎・都城高では甲子園出場はなかったが、2年時には宮崎県新人大会決勝で鵬翔高相手にノーヒットノーランを達成。秋季大会では宮崎海洋高戦で5回参考ながら完全試合をマークした。高校時代から151キロを計時した剛腕は、ドラフト4位でオリックスに入団し、1年目から先発として5試合に登板。8月にはプロ初勝利をマークし、オリックスの高卒ルーキーが1軍で白星を挙げたのは1994年の平井正史(現オリックス1軍投手コーチ)以来、23年ぶりの快挙だった。
2年目の昨季は開幕先発ローテ入りを逃したが、4月中旬に1軍に昇格。2軍での実績からセットアッパーとして起用され、ブレークした。150キロ超の速球で快進撃を続けた山本は、7月にパ・リーグでは歴代3位、10代では初となる15試合連続ホールドポイントを記録。監督推薦で自身初のオールスター出場も果たし、8月の20歳の誕生日前の時点で、NPBの10代投手では初となる30ホールドポイントも記録した。
いかなる場面でも登板可能
昨季の飛躍は、カットボールを習得したことが大きな要因だった。140キロ台後半のカットはセットアッパーとして大きな武器となったが、もともと変化球はカーブ、スライダー、フォークなど多彩で、カットの習得により投球の幅がさらに広がった感がある。武器であるストレートも、今年2月末の練習試合で早くも155キロを計時するなど、伸びしろ十分で160キロ到達も予感されている。いずれのポジションであれ、将来の侍ジャパンの投手陣の中心となることは間違いなさそうだ。
3月9日(土) テレビ朝日系列(全国ネット) 18:56〜21:54 生中継
※21:54〜BS朝日にてリレー中継 ※試合終了時はハイライト
https://www.tv-asahi.co.jp/baseball_japan/#/
3月10日(日) TBS系列(全国ネット) 19:00〜20:54 生中継
※20:53〜BS-TBSにてリレー中継
http://www.tbs.co.jp/samurai-japan/m0211.html
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