W杯決めたバスケ代表が凱旋会見 比江島「亡き母との約束にはまだ続きがある」

スポーツナビ

ニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)

ファジーカスは「世界を驚かせたい」と今から期待を寄せる 【写真:兼子慎一郎】

「W杯で世界を驚かせる」

 W杯はとても楽しみ。八村選手、渡邊選手が今度は合流できる可能性があると聞いています。これまでの日本にはなかったメンバーになると思うので、W杯で世界を驚かすことができると思っています。

田中大貴(アルバルク東京)

「自分自身の新たなチャレンジを楽しみたい」と田中 【写真:兼子慎一郎】

「尊敬できる人間の集まり」

 まず目標であったW杯出場を決めることができて、とてもうれしく思っています。このチームに関しては、ここにいるメンバー全員が代表チームのために自分のエゴだったり、いろいろなものを犠牲にできる素晴らしい人間性を持ったメンバーばかりで、本当に尊敬できる人間の集まりではないかなと思います。これから先、W杯で戦うために、今の自分のままではまだまだ通用しないことが多いと思うので、もっともっと力をつけて、できることはしっかりやって、自分自身の新たなチャレンジを楽しみたいと思います。

古川孝敏(琉球ゴールデンキングス)

古川は「チームとしても個人としてももっと成長したい」と誓った 【写真:兼子慎一郎】

「もっともっと成長したい」

 この結果をうれしく思う中で、自分たちでつかみ取れたんだなという達成感というか、ホッとした、良かったなという気持ちを強く感じます。つらい時も、こうやって勝ち続けることができた時もみんなでいろいろな経験をしてきて、チームを作り上げてきました。本当にゲームを通してもそれができましたし、そしてまだまだ成長できると思います。W杯本戦に向けて、まだ時間はある中で、自分ももっともっと成長していきたいと思います。チームのために自分で何ができるかを考えてやっていきます。

太田敦也(三遠ネオフェニックス)

「世界の舞台で戦うことを楽しみにしている」という太田 【写真:兼子慎一郎】

「初めて見る景色が楽しみ」

(昨日の肘打ちは)大丈夫です。痛い思いはしたんですけれども、それでもこうやって勝てて、W杯の出場権を持って帰ってこれたということはすごくうれしく思っています。このメンバーは「日本一丸」というスローガンを本当にコートの中でも外でも体現できる、とても素晴らしいチームだと思っています。これから世界に挑戦するにあたって、本当にワクワクしているというか、初めて見る景色なので、どんなものだろうと思って楽しみにしています。

ベンドラメ礼生(サンロッカーズ渋谷)

ベンドラメは「日本も個人的にもここが出発点」と語った 【写真:兼子慎一郎】

「世界とどう戦うかを考える」

 もちろん勝ったことはうれしいですし、こうやってW杯出場を決める瞬間に立ち会えるということはすごくありがたいことです。でもこの8連勝する前には、ここにいる13人以外の選手もたくさんいました。自分としてはこの試合でベンチに入れて、しっかりシュートを決めることができましたが、日本としても出発点ですし、個人的にもここからだなと思います。このメンバーはとてもチームの中で競い合っているなというのをすごく感じていて、とても良いチームだなと思いました。W杯については、もっともっと努力しないといけないというのを感じたので、本番までの間にどう世界と戦うかということをしっかり考えて、努力していきたいです。

竹内譲次(アルバルク東京)

「1年前はここに立っていることも想像できなかった」と竹内譲次 【写真:兼子慎一郎】

「世界の強豪と戦った経験を生かしたい」

 本当に結果はうれしいです。1年前の今ごろは8連勝することも、今この場に立っていることも正直予想できなかったですし、また自分たちに対して自信もありませんでした。ただ、今はチーム全員がこのチームに自信を持っていますし、それが今回の素晴らしい結果につながったと思っています。本当にみんな、僕だけじゃなくてみんながこのチームでプレーするのが大好きだと思いますし、みんなのことを本当に尊敬しています。W杯に向けては、2016年にリオデジャネイロ五輪の最終予選で世界の強豪と戦った経験が生かされるとは思いますので、その時の経験を生かして、前回以上のプレーをしたいと思っています。

(取材協力:バスケットボールキング)

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