ボートレース平和島のヴィーナスシリーズ第18戦（11月25日～30日開催）は28日、4日目が終わって予選ラウンドが終了。29日に行われる準優勝戦のメンバーが決まった。

＜平和島 5日目 10R 準優勝戦＞
1枠 後藤　美翼（東京・東京）通算12優出2V
2枠 武井莉里佳（兵庫・兵庫）通算2優出0V
3枠 豊田　　結（静岡・静岡）通算2優出0V
4枠 平川　香織（東京・埼玉）通算9優出0V
5枠 関野　　文（大阪・大阪）通算15優出0V
6枠 角　ひとみ（広島・広島）通算209優出28V
※()内は出身・支部の順

　準優10Rには通算0Vの選手が4人も入った。2号艇の武井莉里佳は2連対率2位の好モーター40号機とのコンビで予選4位に入る活躍。2022年6月の丸亀一般戦と2023年8月の蒲郡男女ダブル戦に続く通算3回目の優出を狙う。

　3号艇の豊田結は長期欠場明け2節目ながら予選9位に入る好走。2016年9月の蒲郡ヴィーナスシリーズ以来となる約8年2カ月ぶりの優出へ機運は高まっている。

　4号艇の平川香織のモーター45号機は2連対率3位、5号艇の関野文のモーター21号機は2連対率5位の好素性機だ。平川は今節7走でトップスタートを4本も決めているだけに展開のカギを握ってきそう。関野はアウトから展開を突くのがうまいだけに目が離せない。

＜平和島 5日目 11R 準優勝戦＞
1枠 香川　素子（大阪・滋賀）通算145優出27V
2枠 大豆生田蒼（栃木・埼玉）通算24優出2V
3枠 喜井つかさ（岡山・岡山）通算32優出3V
4枠 中田　夕貴（埼玉・埼玉）通算18優出1V
5枠 奥村明日香（福岡・福岡）通算0優出0V
6枠 佐藤ほのか（東京・東京）通算1優出0V

　準優11Rは4号艇に中田夕貴、5号艇に奥村明日香(福岡出身・福岡支部23歳)【写真下】が入った。この2人は3日目2Rでも4、5コースで同走したばかり。4コースの中田がコンマ08の好スタートからまくって攻めて展開をつくり、5コースの奥村がコンマ06のトップスタートでまくり差しを決めて1着というレースだった。

　中田は今節ここまで7走でゼロ台スタートを3本決めるなど鋭い踏み込みを連発しているだけに、準優でも攻め手となる可能性十分。奥村はこれが4月の若松男女ダブル戦に続く自身2回目の準優出で、デビュー初優出に挑戦する。

＜平和島 5日目 12R 準優勝戦＞
1枠 守屋　美穂（岡山・岡山）通算135優出35V
2枠 高石　梨菜（東京・東京）通算3優出0V
3枠 土屋　千明（群馬・群馬）通算49優出3V
4枠 川井　　萌（静岡・静岡）通算2優出1V
5枠 樋口由加里（岡山・岡山）通算61優出5V
6枠 清水　未唯（滋賀・滋賀）通算0優出0V

　準優12Rの1号艇は守屋美穂(岡山出身・岡山支部35歳)【冒頭の写真】。1･1･1･2･1･6･1着で予選トップ通過を果たした。守屋は前節の多摩川ヴィーナスシリーズでも予選をトップ通過しているが、そのときは準優1号艇で1コースからコンマ26の6番手スタートと大きく立ち遅れ、センター勢の攻撃を浴びて無念の3着。優出を逃す悔しいレースとなった。今節はその雪辱を果たしたいところ。きっちり逃げ切って優勝戦1号艇なるか。

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