地味な中堅だった飯塚高史が、“狂乱引退”を果たすまで
10カウントを聞いたアイアンフィンガー
引退試合でも噛み付き攻撃が冴えわたる 【写真:SHUHEI YOKOTA】
3カウントを奪った惜別のムーンサルトプレス 【写真:SHUHEI YOKOTA】
Tシャツをかざす天山、悶絶する飯塚 【写真:SHUHEI YOKOTA】
しかし、観客はなおも「飯塚」コールを止めず、かつて共にIWGPタッグ王座を巻いた放送席の山崎一夫さんも一緒になって叫ぶ。たとえば、これが演劇や舞台であるなら、「飯塚孝之さん」に戻って、笑顔で“カーテンコール”に応えたのかもしれない。
【写真:SHUHEI YOKOTA】