2歳500万条件競走(ダート)の狙い方 穴党も注目!前走同条件組は配当妙味高し
500万条件のダート戦が増えてくる時期
前走コース、クラス別成績
表1 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
一方、芝→ダート替わりで好結果を出すのは、重賞競走に出走していた馬。先日のJBCスプリントで2着になった、マテラスカイ(16年京王杯2歳S9着→寒椿賞2着)などがこのパターンだった。なお、この芝→ダート替わりの好走馬16頭のうち、ダート経験があった馬は6頭のみ(うち、ダート2戦1勝のマテラスカイ以外は、1戦1勝馬)。好走馬の3分の2ほどは、初ダートで好走している。
キャリア別成績
表2 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
前走新馬戦出走馬の各条件別成績
表3 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
前走で1秒以上ちぎって勝った馬が良いが、このタイプで好走した6頭中5頭は1番人気。回収率は、5番人気・単勝1330円のプレスティージオ(15年ヤマボウシ賞)1頭に引き上げられた感が強い。その他では、離して勝つよりも、0.1〜0.2秒差(おおむね半馬身〜1馬身半程度)で勝ってきた馬のほうが、回収率は高めの傾向だ。注意したいのは、新馬戦を同タイムの接戦で勝ち上がってきた馬は連対がないことである。
前走からの距離変化では、距離短縮馬の好走確率が高め。ただ、回収率は単勝こそ86%を記録するものの、複勝は50%台にとどまる。そして馬体重では、2桁のプラスだった馬が好成績をマーク。太め残りというより、新馬を勝った後でさらにパワーアップしてきたとみるのが妥当だ。