連載:プロ野球敏腕スカウトの評価 ドラフト直前にここまで話す!

【社会人投手&野手】即戦力として期待 笹川晃平にはレギュラーを取れる力がある

瀬川ふみ子
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社会人野手では笹川晃平が一番手。苑田氏は「レギュラーを取れる」と期待 【写真:森田直樹/アフロスポーツ】

 2018年のドラフト会議までカウントダウンが始まった。NPBのスカウト陣たちは目玉選手たちをどう見ているのか。直前である今、“敏腕”スカウトで鳴らす苑田聡彦氏(広島)と、後関昌彦氏(楽天)の二人を直撃した。

 第5回(最終回)は社会人選手。昨年は絶対的な1位候補投手、JR東日本出身の田嶋大樹投手(オリックス)がいたが、今年は「田嶋クラスのスーパー選手がいない」というのがスカウト陣の共通の見解。だがその中で名前が挙がるのは、社会人日本代表の岡野祐一郎(東芝)や齋藤友貴哉(ホンダ)ら。「大人のピッチングができゲームを作れる岡野。ポテンシャルでは齋藤」とは後関スカウト。苑田スカウトは、同じく齋藤と、生田目翼(日本通運)の名前を挙げた。野手では苑田スカウトは笹川晃平(東京ガス)を推す。浦和学院高〜東洋大と見続けてきた中、社会人2年目の今年がすごくいいという。「社会人に候補選手が少ない」と言われる今ドラフト、社会人から何人の指名があるだろうか!
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