2018年のドラフト会議までカウントダウンが始まった。NPBのスカウト陣たちは目玉選手たちをどう見ているのか。直前である今、“敏腕”スカウトで鳴らす苑田聡彦氏（広島）と、後関昌彦氏（楽天）の二人を直撃した。

　第2回は高校生野手編。何と言っても藤原恭大（大阪桐蔭高）、根尾昂（大阪桐蔭高）、小園海斗（報徳学園高）の3選手の評価がとても高い。藤原についてはスカウト歴約40年の苑田スカウトが「今までにいない高校生。走攻守欠点がない」、敏腕・後関スカウトも「高校生でありながら即戦力に近い」と絶賛。小園についても「野球センスが抜群。技術力も高い」（苑田スカウト）、「プロでもショートを守れる」（後関スカウト）との高い評価がついた。根尾については、苑田スカウトから守備についての課題が挙がり、後関スカウトからは「とてつもない選手になる可能性と、読めない部分がある」との言葉が。その意図はいかに!?