連載:プロ野球敏腕スカウトの評価 ドラフト直前にここまで話す!

【大学生野手】高いレベルの即戦力・辰己 右の大砲・中山&頓宮のパワーに熱視線

瀬川ふみ子
アプリ限定

大学生野手で最も評価が高い辰己涼介。「三拍子そろった選手」と口をそろえる 【写真は共同】

 2018年のドラフト会議までカウントダウンが始まった。NPBのスカウト陣たちは目玉選手たちをどう見ているのか。直前である今、“敏腕”スカウトで鳴らす苑田聡彦氏(広島)と、後関昌彦氏(楽天)の二人を直撃した。

 第4回は大学生野手編。一番注目されているのが大学日本代表のキャプテンも務めた辰己涼介(立命館大)。「高いレベルで三拍子そろった選手」(苑田スカウト)、「あの足と肩はプロに入ってもトップレベル」(後関スカウト)と言わしめる。即戦力として期待ができそう。どの球団も欲しいであろう右の大砲では、中山翔太(法政大)と頓宮裕真(亜細亜大)の名前が挙がる。「技術はまだまだ」という声もあるが、「二人とも右で大きいのを打てるという点では魅力がある」(苑田スカウト)、「中山はパワーがすごい。頓宮はパワーに加えて柔らかさもある」(後関スカウト)とプロ入り後の成長に期待を寄せている。どんなパワーヒッターに育っていくか楽しみだ。
  • 前へ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次へ

1/3ページ

著者プロフィール

新着記事

編集部ピックアップ

コラムランキング

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント