兄に続け!リバーシブルレーンに★6つ 瞬発力を秘めた後ろ脚は「ダービー向き」

競馬専門紙「優馬」

馬体が絞れて素質開花か ディキシーナイト

1.2倍の断然人気に応え2戦目で勝ち上がったディキシーナイト(青帽)(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

9/9(日) 中山2R 2歳未勝利 芝2000m
ディキシーナイト 牡 馬体重:514kg(-10)
★★★★★ 5点
騎手:ルメール 厩舎:(美)国枝
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム
父:ダイワメジャー
母:カメリアローズ(ホワイトマズル)

 7頭立ての少頭数だったが、出遅れて後方からの競馬に。流れが緩く、勝負所で馬群が密集する中、慌てることなく外に進路を取り、直線に向いてからゴーサインを出した。そこからの加速が素晴らしく、ラスト1F11秒1のレースラップを悠々と差し切り勝ち。ここでは力が違ったが、能力そのものもかなり高い。

馬体診断
 初戦時からマイナス10キロと馬体が絞れたのはプラス材料だが、全体的にまだ緩さは残しており、上積みの見込める仕上がり。500キロ超の大型馬だが、ダイワメジャー産駒にしてはスマートなシルエットで、2000mに対応したのはこの体型の部分もありそう。フットワークやレースぶりも加味すると、中山よりも東京向きの印象。

血統診断
 母は芝1000mで勝ち上がったが、その後は芝1600m〜1800mで3勝。本馬の半兄にデイリー杯2歳S2着など活躍したダローネガがいる血統。父がダイワメジャーでマイルに適性がありそうだが、祖母の父がキタノカチドキ(皐月賞・菊花賞)、母の父がホワイトマズル(凱旋門賞2着)という血統構成から中距離への対応も可能にしている。

馬券の狙い目→レースぶりから、東京コースや外回りコースといった広いコース向き。血統的に距離は1800m前後が理想。

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著者プロフィール

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