日本代表、スイス戦を前に焦りの色はなし ピッチ内外で盛んな「即席ミーティング」
見えてきたスイス戦のスタメン11人
大島はスイス戦で先発出場する可能性が濃厚 【写真は共同】
実は彼らは、前日の紅白戦の1本目でもビブスを着用していなかった。おそらくスイス戦は彼ら10人とGK川島永嗣、もしくは東口のどちらかが先発でピッチに立ち、スイスと同じ4−2−3−1のフォーメーションで戦うことになるのではないか。
スイス戦の前々日にあたる6日、前日の7日はトレーニングが非公開となるため、セットプレーをさらに詰めていくことになるはずだ。原口が言う。
「非公開では今日とは違うことをやると思う。今日はすごくシンプルな入れ方だったけど、これがすべてじゃないから」
選手の表情を見る限り、焦りの色は感じ取れない。議論し、意見を出し合ってチームを作り上げていることへの手応えを口にする選手が多い。確かに、チームは少しずつ、着実に整備されてきている。
だが、果たして、これで本当に間に合うのだろうか、という疑問も拭えない。残された時間は決して多くない。まずは8日のスイス戦でチーム作りの成果を確かめたい。