吉田「貴重なチャレンジをするチャンス」 国際親善試合 ガーナ戦前日コメント

スポーツナビ

岡崎慎司(レスター・シティ/イングランド)

久しぶりの代表戦となる岡崎は、「スタイルにとらわれないのが重要」と語る 【スポーツナビ】

「スタイルにとらわれないのが重要」

(コンディションは?)W杯でどういうふうに自分がチームの役に立つかというイメージはすごくしてきたつもりなので、あとは体が動いていけばいいなと。

(チームの戦術について)まだ戦術の話はあまり出ていません。そういう細かい話は試合をやりながら、出た課題を見ながらやっていかなければいけない。選手たちが自分で対応できるような状態を監督は求めていると思う。だからこれをやっていこう、というよりは、どういう状況になったら我慢しようとか、こういう状況ではこういうふうにしよう、という考え方を共有していかなければいけない。まだそこまで深く、チームのことを話しているという状態ではないです。

(チームにどんな貢献ができるか?)個人的には、レスターでやっていた3年間が生きるのではないかなと思っています。チームが不利な状況で、へたしたらボールを触れずにジリジリするような試合展開もあるかもしれないですが、そういった場合は特に、走り続けるとか、本能的にチームの役に立つ“あり方”というのをレスターではやってきたつもりです。ここを締めればどうチームが締まるか、という部分は(代表でも)役に立つのではないかなと思います。

(代表をしばらく離れていて、久しぶりの試合だが)新しい監督になったばかりで、いきなりすごい連係をやれるか、フィーリングが合って共有できて、というところまでは難しいと思います。だからこそ、迷わずに思い切ったプレーができないといけないんじゃないかと思う。うまくいっていないことをプレーに出してはいけない。やり続ける精神が明日は必要かなと思います。やり続けてこそ、W杯でどう戦えばいいのかという明確な課題が出てくる。中途半端な試合をしたら意味のない試合になってしまうので、それは一番避けなければいけない部分です。そのためにはまず、勝ちにいかなければいけない。1人1人が責任感を持ってどれだけやれるか。明日はそれが必要だと思います。

(監督やコーチが求めている1トップと2シャドーの決まりごとはあるか?)いや、ないですね。もちろん今までも3トップはやってきていたし、2シャドーなのか、ワイドに開くのかというのは選手の対応力になってくると思う。言ってしまえば、やはり選手個々がコミュニケーションを取りながら、状況に応じて選択していくことが必要になってくると思う。攻撃するときは1人1人の特徴が出るように。1人1人の持っているものが出るようなサッカーをしていかないといけない。スタイルにとらわれないのが、一番重要なのかなと思います。

川島永嗣(メス/フランス)

川島は「自分たちがやらなきゃいけないことに集中している」とチームの状況を説明 【スポーツナビ】

「やらなきゃいけないことに集中している」

(3バックと4バックでGKの役割に違いはある?)3枚の方がよりスペースができてくると思うし、そういう意味でGKがカバーしなければいけないスペースが増えてくるというのはありますね。

(5バックになる時間もある?)チームでも今シーズンは5枚でやったりもしているので、自分としてはイメージが持ちやすい部分はあります。あとは自分たちが3枚でも、4枚でも適応して、それを自分たちのものにできるかだと思う。その辺の感覚というのは、明日のガーナ戦もそうですが、やっていく中で精度を上げていかなければいけないですね。

 一番大事なのは、やっぱり自分たちが主導権を持って、攻撃でも守備でもやることだと思います。システムが変わったからといって、相手に合わせてやるとか、守備的に戦うとかそういう感覚になるんじゃなくて、自分たちが主導権を持って追い込んで(ボールを)取っていくとか、そういうイメージを持つことが大切かなと。

(W杯3大会連続出場に向けて)本当にW杯という舞台もそうですし、サッカーは日々何が起こるか分からない。そういう中で、自分は日々の積み重ねが一番大切だと思う。チームが今この状況の中で良い方向に向いていくことが大事だし、自分の目標とかはすべて脇において、今はチームが良い方向に行くために、全てやっていきたいと思いますね。

(W杯の経験をチームにどう還元する?)良い経験をしているし、悔しい経験もしている。両面を経験している分、両方伝えていくことができると思う。今回は今回で、また新しいメンバーになっていくと思いますけれど、やっぱり若い選手にそういう部分は伝えていきたい。僕だけでなくそういう(経験のある)選手がいるので、みんなで引っ張っていきたいですね。

(監督交代のドタバタ感はない?)そうですね、みんなもう、この状況の中でやるしかないと思っているのは、話さなくても分かっていると思う。残された時間で、自分たちが持っている力をどれくらい発揮できるかが求められていること。自分たち自身で責任を取っていかないといけない部分もある。自分たちがやらなきゃいけないことに集中しているという感じです。

三竿健斗(鹿島アントラーズ)

「雰囲気は明るくなっている」と三竿はハリル体制時との違いを語った 【スポーツナビ】

「雰囲気は明るくなっている」

 ゲーム形式で出たり出なかったりしていますけれど、与えられた時間の中で自分のプレーは出せていると思うし、コンディションも上がってきている実感はあります。(3月と比べて)周りの選手とのコミュニケーションだったり、自分の中で溶け込めていると感じているので、精神的な部分で安心してやれています。戦術はいろいろありますけれど、自分の役割というのは、自分の特徴を出すということなので変わらないと思います。

(3バックでの自分のプレーについて)センターバックが3人いるので、(ボランチは)後ろを気にしないで前にいけるけれど、2人一緒にいってしまうのは良くないと思っています。あとは(最終ラインが)5枚になったときの横の守備というのが、少し大変になるのかなというのは感じています。

(ハリルホジッチ前監督の代表と比べて)雰囲気は明るくなっていると思います。数回しかハリルさんとはやっていませんけれど、笑い声は多くなったし、僕自身も溶け込めているので、全体的にそういう印象はありますね。

(ガーナ戦の狙いについては)具体的な話は今日明日であると思う。みんなでトライしていることは、守備のポジショニングだったり、ある程度は整理できていると思います。あとは考えすぎずにピッチの中で思い切りやって、改善や得られたものを次につなげていければいいと思います。

(ガーナのフィジカルの強さについて)外国のチームのボールを取り切るときのパワーというのは、日本人にはあまりないところなので、そういう奪い方はしたいと思います。ただ、持って生まれたものもあると思うので、僕はそういう奪い方プラス、駆け引きのところで守備をしたいと思います。(ボランチ間での関係性は)僕は基本的に後ろでバランスを取る方がうまくいくと思うので、毎回コミュニケーションを取れればと思います。

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