東京芝2500m以上ハンデ重賞の傾向は? ダービー後の目黒記念でもう一勝負!
ハンデ別成績(牡馬・セン馬のみ)
表4 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
その下に掲載したのは、前走と比べて斤量が「今回減」「増減なし」「今回増」となった馬のデータを比較したもの。この数値を見る限り、穴をあけるのは「今回減」の馬、手堅く走っているのは「今回増」の馬となっている。
なお、牝馬の成績はハンデを問わず【0.1.0.16】と苦戦の様子が見てとれる。唯一の好走馬は16年目黒記念2着のマリアライトで、同馬は前年のエリザベス女王杯勝ち馬。G1勝ち馬レベルでなければ牝馬の好走は難しいそうだ。
年齢別成績
表5 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
文:出川塁(でがわ るい)
1977年熊本県生まれ。上智大学文学部卒業後、出版社2社で競馬専門誌、競馬書籍の編集に携わり、2007年からフリーライターに。「競馬最強の法則」「サラブレ」「優駿」などへ寄稿するほか、出版社勤務時代を含めて制作に関わった競馬書籍は多数。馬券は単勝派だが、焼肉はタン塩派というわけではない。メインの競馬のほか、サッカーでも密かに活動中。