【新日本プロレス】オカダが内藤を下しIWGPヘビーV9 オメガはジェリコとの死闘を制し王座防衛
オスプレイが4WAY制し再戴冠 みのるはベルトと髪を失う
オスカッターでオスプレイが再びIWGPジュニアのベルトを奪った 【写真:SHUEHI YOKOTA/宮木和佳子】
オスプレイは場外戦で、やぐら上から3人めがけてのムーンサルトアタックを敢行。スカルはオスプレイに掟破りの逆オスカッターを繰り出すと、ヒロムをテーピングで鉄柵に縛り付けて指折り攻撃。KUSHIDAにはパウダー攻撃を見舞う。オスプレイはヒロムに450°シューティングスタープレスの大技を繰り出すと、ヒロムもTIME BOMBで反撃に出るが、スカルがレフェリーの足を引っ張ってカウントを阻止。現王者のスカルはIWGP王者と書かれた傘でヒロム、KUSHIDAを殴りつけるも、オスプレイはこれをかわしてスパニッシュフライからのオスカッターで3カウントを奪取。至宝を奪い返したオスプレイは「これからはオレの時代」と、自分こそが世界最高のチャンピオンだと主張した。
みのるはNEVERのベルトを失ったと同時に髪の毛も自ら刈り落とした 【写真:SHUEHI YOKOTA/宮木和佳子】
後藤は4.27広島でみのるにNEVER王座を奪われ、リマッチとなった6.11大阪城ホールでのランバージャックデスマッチでも敗北。なおも執念深くみのるに王座挑戦を迫ると、「何も賭けるものがない」と突き放した王者に対し、「髪の毛を賭ける」と宣言。これに対し、みのるは「敗者髪切りマッチ」として、タイトル戦を受諾した。
開始早々、みのるはスリーパーで締め落とすと、白目をむいて倒れた後藤を場外へ連れ出してイスで殴打。鈴木軍のセコンドの乱入は阻止されるも、張り手のラッシュで後藤を口から流血させる。だが、後藤はみのるのゴッチ式パイルドライバーを2度にわたって阻止すると、雪崩式牛殺し、頭突きから裏GTR、GTRとたたみかけ、ついに3カウントを奪取した。
敗れたみのるは試合直後、頭をタオルで隠し、鈴木軍セコンドに連れ去られるも、これを振り切って自らリングイン。後藤が用意したイスをなぎ払い、自ら持ち込んだイスに座って、バリカンで髪を刈り取ってみせた。
「すべてを失う」ピンチを切り抜けてベルトを取り戻し、「ここがまたスタートライン」と王者としての出直しを誓った後藤だが、上がったのはみのるの株と次期防衛戦のハードルばかり。2度も後藤に勝利していながら再リマッチ要求を受け入れ、本来は賭けなくてもいい自らの髪の毛まで賭け、失神KOで秒殺勝利のチャンスを捨ててまで完全勝利にこだわり、敗れれば潔く髪を剃ってみせたみのるの男気ぶりだけが引き立つ結果となってしまった。
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