スワーヴは5位、武豊キタサンの順位は? 穴馬もランクインの有馬・調教BEST5
第3位 サトノクロニクル
中2週だが好調を感じさせる動きを見せたサトノクロニクル(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】
牡3 (栗)池江泰寿
[好気配]水口20日栗CW良
51.9 - 38.2 - 11.6 (8)馬也先着
気配…A 動き…A 総合評価…94点
機敏なフットワークで楽に先着。前走以上のデキにある。
少し頭の高いフォームで、まだ3歳馬らしく成長途上の印象もあるが、軽快なフットワークは一際目に付く。最終追いは4F追いだったが、反応鋭くラスト1Fは11秒6をマーク。前走時よりも明らかにデキは上昇、好走を期待したい。
池江寿師「軽く仕掛けた程度だったけど抜群の反応だった。本格化は先でも現時点では最高の状態に仕上げる事ができた。」
パドックここをCHECK→前走がマイナス10キロで、ややギリギリの状態に映った。調教後の馬体重が468キロ(前走時452キロ)、出来ればプラス体重とフックラした状態で臨みたい。
第2位 シャケトラ
坂路を力強く駆け上がったシャケトラ(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】
牡4 (栗)角居勝彦
[好気配]福永20日栗坂良(1回)
54.4 - 38.8 - 24.6 - 12.0 一杯に追
気配…A 動き…A 総合評価…95点
好馬体が目立ち、反応も鋭い。近走一息でも上昇度◎。
先週は同じく有馬記念に出走する僚馬トーセンビクトリーとCWコースで併せて先着。そして最終追いは坂路を選択し、実にパワフルな動き。ラスト1Fも鋭く伸びており、今季3戦目ながら状態は上向きで変わり身は十分。
辻野助手「先週〜今週はジョッキーの騎乗で。直前は坂路で感触を掴んでもらったが、動きは良いし状態も申し分ない。」
パドックここをCHECK→ここ2戦は体つきにやや余裕があり、歩様も少し堅い印象を受けた。馬体重の増減はともかく、体が引き締まり、滑らかな脚捌きで歩けているかをチェック。
第1位 キタサンブラック
例に漏れず黒岩騎手が跨り最終追いを行ったキタサンブラック(手前)(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】
牡5 (栗)清水久詞
[好調子]黒岩20日栗CW良
(6)86.6 - 70.1 - 54.4 - 40.2 - 12.6 (7)馬也先着
気配…S 動き…A 総合評価…97点
気合十分で馬体のハリも文句ナシ。デキは最近で一番。
ジャパンカップから中3週だが、中間はCWコースで4本の追い切りを消化。先週は5F64秒4の好時計もマークし、前走時よりも豊富な運動量には好感が持てる。最終追いはいつも通りゆったりと入って終い伸ばす形で、動きも抜群だった。有終の美へ向けて態勢は万全。
清水久師「上がりも全体の時計も問題なかったですね。秋3走目になりますし、これで十分。良い形で最後に臨めそうです。」
パドックここをCHECK→改めて振り返ると、前走は天皇賞(秋)の反動を考慮したか、少し緩い仕上げだった。今回がラストラン、多少の馬体減はOKで、体に締まりがあれば。