森保監督「自分の良さを発揮してほしい」 東京五輪世代始動、タイ遠征メンバー発表

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基本的に3バックだが、一番選手が力を発揮できる形を

――メンバーを見ると、3バックなのか?(川端暁彦/フリーランス)

 これまで3バックをやることが私の監督経験では多かったので、基本的にそこは考えています。ただし、選手を見てみて、それをやれるかどうかは実際にピッチ上に行って、それが4−4−2なのか4−2−3−1なのか4−1−4−1なのか、いろいろな形があると思いますけれど、一番選手が力を発揮できるような形を柔軟にとっていきたいと思っています。

――クラブと違って集まる時間が短いが、どんなコミュニケーションを考えているか?

 特に考えていないですけれど、できれば少しでも多くの時間、多くの回数、選手とどんな話になるかは分からないですけれど、コミュニケーションを取れればと思っています。なんとなく遠征を終わらせるのではなく、できるだけコミュニケーションを取ることによって、私だけではなく、スタッフ全員でコミュニケーションを取りながら、選手も少しでも思い切ってプレーできるように、そういう雰囲気、環境作りをこの短い期間でもしていきたいと思っています。

――大学生の中には(12月13日開幕の)インカレ(全日本大学サッカー選手権)を控えている選手もいると思うが、大学との調整はあったのか?

 大学の関係者の方とは、所属チームの方も含めてお話をさせていただいています。これは本当にありがたいことで、インカレという大学生にとって非常に大切な大会があるにもかかわらず、私がメンバーとして挙げさせていただいた選手をチームから出していただけるという、大学側の配慮には非常に感謝しております。大学だけではなく、U−20の年代はほかのユースやいろいろなカテゴリーとの兼ね合いも出てくると思いますので、そこもコミュニケーションを取らせていただきながら、いい形で選手が成長できるような招集の仕方、環境作りをしていきたいと思います。

――今回のメンバーで、1月のAFC U−23選手権も行くのか?

 すべてがどうすると決まったわけではないですが、基本的に今回と次の1月の中国に行くメンバーは分けて考えています。疲労等、それはまた今後、所属チームの関係者の方々、そして協会内で話して、そこで決めていきたいと思っています。

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