NZ監督「感情が高ぶるゲームだった」 国際親善試合 日本戦後の会見
ニュージーランドのハドソン監督は敗れたものの、手応えをつかんだ様子だった 【Getty Images】
試合後、ニュージーランド代表のアンソニー・ハドソン監督は「正直に言うとがっかりしている」と切り出したが、「メンタル面で収穫もあった。感情が高ぶるゲームだった」と、約1カ月後に控えている南米5位とのワールドカップ(W杯)予選・大陸間プレーオフに向けて手応えをつかんだ様子だった。
自分たちらしさを生かして戦っていた
一時同点に追いつくゴールを決めたウッド(9番) 【Getty Images】
──いいサッカーを見せていたが、プレーオフに向けて手応えはあったか。(田村修一/フリーランス)
試合中に何度か「いいゲームだ」と感じることがあった。こういう戦い方をやりたいし、試合のペースを崩さずに保つところでメンタル面で収穫もあった。感情が高ぶるゲームだった。
──前半の途中から、攻めに出たらチャンスがあった。序盤は守備的に入っていたが、もう少し積極的に出れば良かったのでは?(後藤健生/フリーランス)
おっしゃるとおりだと思う。チームとして、どんなに準備をしてもホイッスルが吹かれればゲームが始まり、日本のように強い相手だと思いどおりにならないこともある。そういう予想どおりにいかないところでのマネジメントで、ウチはまだ課題がある。ゲームのペースをつかんでからは、より攻撃的にできた。キックオフからそれができていれば、違う結果だったかもしれない。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ