井手口「目に見える結果を出したい」 親善試合 NZ戦前日選手コメント

スポーツナビ

ニュージーランド戦を前日に控えた選手たちがトレーニングを行った 【スポーツナビ】

 サッカー日本代表は6日、豊田スタジアムで国際親善試合のニュージーランド戦に臨む。試合を翌日に控えた5日、選手たちがトレーニングを行い、メディア対応に応じた。

 井手口陽介はニュージーランド戦に関して「生き残るためにはアピールが必要」と語り、「守備では相手をしっかりつぶすこと、攻撃ではチャンスがあれば出ていって、アシストやゴールのような目に見える結果を出したい」と意気込みを語った。

 また、左太もも裏の張りを訴え、別メニュー調整が続いていた原口元気は「明日はスタンドで見ることになる」とニュージーランド戦での欠場を明かし、「どんなプレーが効果的かなど、いろいろ勉強したい」と気持ちを切り替えた。

井手口陽介(ガンバ大阪)

「生き残るためにはアピールが必要」と気を引き締めた井手口(左から2番目) 【スポーツナビ】

「生き残るためにはアピールが必要」

(チームは)いい雰囲気だと思います。ピッチの状態もいいですし、問題はありません。(ヴァイッド・ハリルホジッチ)監督も「ここからがワールドカップ(W杯)への始まり」ということをミーティングで言われていたので、しっかり結果を残せるよう頑張りたいです。

(ニュージーランド戦の位置付けは)生き残っていくためにはアピールが必要だと思います。それは当たり前のことですけれど、僕自身も毎試合アピールできるようにやっていきたいです。やることはいつもと変わりません。守備では相手をしっかりつぶすこと、攻撃ではチャンスがあれば出ていって、アシストやゴールのような目に見える結果を出したいです。

(試合での役割は)いつもと変わりないと思います。インサイドハーフだったら、あまり下がり過ぎずに前で受けろと言われているので、ビルドアップだけでなく、前に関わって決定的な仕事ができるように意識してやっていきたいです。ボランチの場合は、いつもやっているので、そんなに意識せずにしっかりとバランスを取りたいと思います。

(本大会まで)残り8カ月しかないので、その中で自分がどれだけ成長できるかだと思います。しっかり合宿で成長した姿を見せられるようにやっていきたいです。守備でも攻撃でも、存在感を出していけるように、チームにしっかり貢献できるようにやっていきたいです。

吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)

吉田(右から2番目)はニュージーランドを相手に「アジアとは違った戦い方をしないといけない」と発言 【スポーツナビ】

「アジアとは違った戦い方をしないといけない」

 監督が言っているようにW杯への準備が始まって、新しい章に自分たち自身も入っていかないと。明日に関して言うと、相手はプレーオフを残していて、非常に緊張感のある状態で戦うことができるので、すごくいい相手だと思います。

(クリス・ウッドについて)去年(イングランド2部で)得点王になって、移籍したバーンリーは開幕からいい成績を残しているので、調子は非常にいいと思います。フィジカル的にも真っ向勝負すると非常に難しいと思います。僕自身はうまく駆け引きをしながら、他の選手もやっていかないといけない。センターバックにもウェストハムに所属する(ウィンストン・)リードが出てくると思うので、彼もすごく重要だと思います。普段はプレミアリーグを優先して(親善試合には)来ていないですけれど、W杯が懸かったこのタイミングで呼ばれているということは試合に出てくると思うので、セットプレーは要注意だと思います。

 アジアでは今までこういう(フィジカルの強い)相手と対戦していないので、違った戦い方をしないといけない。僕自身は慣れているけれど、フィジカルの強い相手と対戦するのはタフですし、チームとしてなるべくセットプレーでのロングキックやロングスローを減らしていかないといけないですね。

(経験豊富な選手が少ない中での自身の役割は)やるべきことが増えることも減ることもないです。彼らがいても、やるべきことをやるだけですし。ただ、他の選手にはビッグチャンスだと思いますし、10月、11月、3月(の代表戦)で結果を残さないとW杯には出られない。それは僕自身もそうですから、集中してやるべきことをやって、少しでもチームのサポートができればいい。全員がサバイバルなので、1人でも多くの選手が、このシリーズと次のシリーズで結果を出すことが大切だと思います。

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