長谷部「明日は仲間を信じてやるだけ」 W杯最終予選 豪州戦前日 選手コメント

スポーツナビ

オーストラリア戦を翌日に控え、トレーニングを行なった日本代表 【スポーツナビ】

 サッカー日本代表は31日、埼玉スタジアム2002でワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦に臨む。試合を翌日に控えた30日、選手たちがトレーニングを行い、メディア対応に応じた。

 グループBにおいて5勝2分け1敗の勝ち点「17」で首位に立つ日本は、この試合に勝てば首位でのW杯本大会出場が決まる。9月5日(現地時間)にはアウェーでのサウジアラビア戦を控える。

 久しぶりの代表復帰となる長谷部誠は、3月に痛めた右ひざに関して「まったく問題ない」と完全復活をアピール。「自分の頭の中には8月31日というのがずっとありました」と大一番への思いを語った。また、チームに関しても「かなり経験のある選手が多いので、チームに落ち着きを与えてくれている。ここで勝ってみんなで喜ぼうという思いがチーム内に充満している」と、いい雰囲気で決戦を迎えていることを語った。

長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)

「頭の中に8月31日がずっとあった」とオーストラリア戦への思いを語った長谷部(左) 【スポーツナビ】

「頭の中に8月31日がずっとあった」

(痛めていた)ひざはまったく問題ないです。日に日によくなっているし、プレー中も気にすることはないです。

(短い準備期間だったが)昨日合流した選手もいるし、6月から2カ月以上代表戦がない中、時間的にもう少しあればという思いはあります。このゲームのために代表スタッフは長い間研究して、自分たちのやり方というのも考えてくれましたし、この短期間でチームに伝えてくれたので。明日は仲間を信じてやるだけですね。

(これまでの予選突破が決まった時と比べて)どうですかね。比べるのは難しいですけれど。チームを見ればかなり経験のある選手が多いので、そういう選手がチームに落ち着きを与えてくれていると思います。明日はベンチに入れない選手も4人出てくるわけですけれど、日本代表の強みである「チームのために」という思いがひしひしと伝わってくるし、ここで勝ってみんなで喜ぼうという思いがチーム内に充満している感じです。

 プレッシャーを感じることは少なからずあります。自分たちにできることは、最高の準備をするだけなので、そこに集中して個人としてもチームとしてもやっている。いい意味で、リラックスしている部分もあります。

(ひざの)けがは非常に難しいものだったので、自分の頭の中には8月31日というのがずっとありました。焦ってぶり返すのもよくないし、リハビリの過程でうまくいかない時期もあった中、8月31日に合わせるために無理してきた部分もありました。今はいい状態でピッチに立てそうなので、それはよかったのですが、けがをしていたときのことを考えると明日の試合に対しての思いが非常に強いです。

(初日に監督と長い時間話していたが)チームのことであったり、雰囲気がどうだとか、毎日のように話してました。監督とコミュニケーションをとるという意味でも、自分の役割は大きいと思います。

(つないでくる相手にどう対応するか)オーストラリアは今の監督になってからポゼッション重視のサッカーをするようになって、フィジカル重視のサッカーよりはやりやすい部分もあります。でも(状況に応じて)無理してつながずに蹴ってくるサッカーもしてきますし、明日どういうメンバーで向こうが出てくるか、さまざまな想定はしています。自分たちとしては、相手のポゼッションに対してはかなり(対策は)考えています。

乾貴士(エイバル/スペイン)

前回大会で本大会出場を決めた試合では出番がなかった乾(中央)。「出たときにはしっかりと結果を出したい」と意気込んだ 【スポーツナビ】

「今までやってきたことを出すだけ」

 前回大会のときもW杯を決める試合(2013年6月4日のオーストラリア戦)ではメンバーに入っていました。そのときは出てもいないので、今回はしっかりチームのためにやりたいという思いは強いですし、出たときにはしっかりと結果を出したいです。チームのために何かできることはあると思うので、そこを考えながらやっていきたいと思います。

(帰国してから合流までの時間が短かったと思うが、不安はあるか?)特にないです。時差ボケだけは直したかったので、そこだけは意識してやりましたし、しっかり休むことと食事を摂ることは意識しました。

 今までやってきたことを出すだけですし、誰が出るかまだ分からないので、出たときにはしっかり他の選手の特徴を考えながらやらないと、その選手の良いところが出ないので、その辺を考えています。

(オーストラリアの選手で脅威に感じている選手は?)右ハーフの7番の選手(マシュー・レッキー)はすごく攻撃的と聞いていますし、3バックの右の選手と1対1になる場面があると思うので、そういうところは突いていきたいですし、仕掛けていきたいと思います。

久保裕也(ゲント/ベルギー)

クラブでは今シーズンまだ結果を残せていない久保(中央)だが、代表でゴールなるか 【スポーツナビ】

「大舞台でピッチに立てる喜びをかみしめたい」

(勝てばW杯の出場が決まる試合だが、今の心境は?)しっかり良い準備ができているので、あとはやるだけかなという感じです。(合流はぎりぎりになったが)そこはポジティブに、あとはやるだけだと思っているので。

(2位のサウジアラビアがUAEに敗れた結果を受けて)その試合の結果は気にせず、とにかく明日の試合で勝ちにいこうと監督も言っていたので、その方向性でいこうと。(クラブで調子が出ていないが)チームはチームですし、結果は出ていませんが、あとは決めるだけなので。まあ入るときは入るし、入らないときは入らないという気持ちでいます。

(W杯が決まった過去の試合で覚えているものはあるか?)前回のW杯が決まる試合、本田さんが(オーストラリア戦で)PKを決めた試合は覚えています。(そういう試合で点を決めた選手は映像にも残るし、それこそ人生を変えるくらいの重みがあると思うが)もちろんそういうゴールを狙っていきたいですし、そういう大舞台で点を決めるというのはすごいことだと思うので。ただ、その前にチームが勝つことが大事だと思うので、自分がやることをしっかりやって、勝利に貢献できたらいいと思います。

(プレッシャーの大きさは感じる?)期待されている部分もあるので。もちろん感じますけれど、それを感じないようにプレーできたらいいと思っています。(大舞台に立てる喜びを感じる?)もちろん、そういう舞台でピッチに立てる喜びをかみしめたいと思います。

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