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初日から光るフェルスタッペンの才能!
今宮純のF1ザ・ショウダウン
前半戦のフリー走行の平均順位で好調な走りを見せるフェルスタッペン
前半戦のフリー走行の平均順位で好調な走りを見せるフェルスタッペン【XPB Images】

 各グランプリの初日、フリー走行1回目(FP1)は各ドライバーとも1年ぶりのコースインとなる。開幕前に合同テストが行われるスペインGP(バルセロナ)以外はすべてそうだ。走行リズムを徐々に整え、新しいアップデートを確認しながらコース改修箇所などもチェックしつつ、感触をつかんでいくドライバーたち。そのペースはそれぞれ違っている。


 彼らの『起動性』を表すバロメーターが、走り出しのFP1順位と言えるだろう。イニシャル・セッティングが正か否か、チームに即フィードバックする『ドライバー力』も重視される。その観点から今年第11戦ハンガリーGPまで、レギュラードライバー20人のFP1平均順位を算出してみよう。初日の覇者は?

FP1平均順位:1〜6位

1位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 3.36位

2位:ルイス・ハミルトン(メルセデス) 4.36位

3位:バルテリ・ボッタス(メルセデス) 4.64位

3位:ダニエル・リカルド(レッドブル) 4.64位

5位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 5.00位

6位:キミ・ライコネン(フェラーリ) 6.82位


 3チーム6人が上位に並ぶなか、圧倒しているフェルスタッペン。FP1最速記録は中国とアゼルバイジャンGPの2回でも、カナダGP7位以外はトップ4以内。彼自身いきなり走行リズムをつかみ、レッドブルの限界レベルをたちまち引き出す。あっぱれなマックスの才能。


 ハミルトンは最速5回と最も多い反面、バーレーンGPで10位に。だが土曜から挽回に転じ予選と決勝で2位浮上。彼自身とメルセデス・チームの反撃力はさすが。


 ボッタスは2位が3回、3位が2回とコンスタントだが最速は1回きり。このセッションを“序走”ととらえ、移籍したばかりの前半戦はマシンとの一体感を徐々に高めていく、堅実なアプローチが読みとれる。


 リカルドはボッタスと同位。フェルスタッペンには遅れたもののフェラーリ勢を抑えている。タイムにこだわらずシステムチェックに専念して、FP2以降につなげていく狙いがあるようだ。レッドブルはイニシャル・セットを外すケースが少なく、初日コンディションに限ればメルセデスに対抗。それだけに予選で“TAGホイヤー(ルノー)”PUにエキストラ・パワーがあれば……。


 フェラーリ勢は最速が1回ずつで、5位以下がベッテル5回、ライコネン6回もある。前半戦の印象としてイニシャル・セッティングが機能せず、一夜の間に再構築を進めるパターンが多かったが、このFP1平均順位がそれを裏付ける。だが今年のフェラーリの強みは“修正力”。本拠マラネロと現場が一体となり、ベッテルもライコネンも結束して土曜から巻き返しに――。

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