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真夏の野球観戦といえばこれ!!
ベイスターズ・オリジナルビールを味わう
球場に張り出されたビールのラインアップ
球場に張り出されたビールのラインアップ【スポーツナビ】

「横浜スタジアムの名物グルメといえば?」という問いに、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。僕が真っ先に挙げるのが「ビール」です。


 もちろんただのビールじゃありません。横浜DeNAベイスターズが手がけたオリジナル醸造のビールで、普段は「BAYSTARS ALE(ベイスターズ・エール)」と「BAYSTARS LAGER(ベイスターズ・ラガー)」の2種類が楽しめます。これが、めっぽう美味いんですよ。


 2016年の場内販売スタート直後から「あれはヤバイ」「うますぎる」といううわさを聞いていて、僕が初めて飲む頃には心のハードルが上がりきった状態でした。そういうケースは往々にして「うん、おいしいね」ぐらいの感想に落ち着くもの。それが春先のハマスタで「ベイスターズ・エール」を飲んだ瞬間、「うんまっ!」と叫んでラベルを二度見することになるとは……。自分にびっくり、球団にあっぱれ、I☆YOKOHAMAですよ(☆はラブって読みます。念のため)。


 そりゃ球場補正もあるんでしょうが、あのうまさは尋常じゃない。のどごしスッキリでフルーティー。普段はビールの味の違いなんて気にしない僕も、このうまさは力説したい。しかも8月は「エール」と「ラガー」に加えて期間限定で新たに6種のビールが登場するんだとか。ということでウッキウキでハマスタに足を運ぶとともに、ビールに関する取り組みについて広報部の河村康博さんに聞いてきました。

話題性だけではなく質を追求

球場最寄りの日本大通り駅の看板でもビールをアピール
球場最寄りの日本大通り駅の看板でもビールをアピール【カネシゲタカシ】

「ビールがとても好評なことはうれしいです。われわれは話題性だけじゃなくて、質が伴うということを一番大切にしています」


 最初に味わったときの感想を伝えると、河村さんはそう答えてくれました。そもそもビールを作ることになったきっかけは2015年夏に開催したビールのイベントなんだとか。


「他のビールイベントと差別化を図りたいとなったとき『球団のオリジナルビールを作ろう』というアイデアが出たんです。そこでハマスタのすぐ近くに店舗を構える『横浜ベイブルーイング』と共同で『BAYSTARS ALE(ベイスターズ・エール)』を開発しました」


 質にこだわって作ったオリジナルビールはイベントで大好評となり、翌年から球場内でもレギュラー販売されることになったとか。ちなみにエールの登場がラガーよりも早かったのは、エールのほうが醸造期間が短いことも影響しているのだそうです。なるほど、勉強になります。勉強ついでにもっと突っ込んで聞いていいですか? ぶっちゃけこれって、儲かりますか?


「儲かります(きっぱり)」


 まさか食い気味で即答されるとは。まあ冷静に考えれば球団が独自に開発しているんだから当然ですよね。ちなみに他の銘柄とシェアを奪い合うことなく、ベイスターズ・ビールの分がプラスとなりハマスタ全体のビールの売り上げがグンと伸びたんだとか。選ぶ楽しみが増えたことでビール党が飲み比べしている様子が目に浮かびます。


 そこでひとりのベイファンとして素朴な質問ぶつけることに。ほら、例えば「ベイスターズのビールを飲むと球団は潤う。チームが強くなる」ってファンは信じるじゃないですか。当然僕も信じて飲んでます。河村さん、これって正しい思考回路なんでしょうか?


「正しいです(きっぱり)」


 まさかの即答(1分ぶり2度目)。要約すると「もちろん他銘柄のビールを飲んでも球団に貢献できますが、どちらかといえばベイスターズ・ブランドを飲んでいただいたほうが……えへへ」ってことのようです。「良かった。オレたちは間違っちゃいなかった。これからもガンガン飲もう!」と決意するとともに、しっかりベイスターズの経営戦略に踊らされてる自分に驚きます。ううん、いいの。踊らされてるんじゃないの。踊らされたいの。


 しかし、それにはひとつの障壁が。それは「ベイスターズ・エールが飲みたい!」ってときに限って、売り子さんがなかなか来ないという“ビールあるある”問題です。しびれを切らして別の銘柄に浮気してしまうという人類永遠の悩み。あれってどうすればいいですか?


「それは……。コンコースに降りてもらって、ご自身で買いに行っていただくのが良いかと。お値段も量も一緒です」


 でもそういうときに限ってベイスターズのチャンスだったりするんですよ。打席に筒香嘉智。どうすればいいですか?


「……どうしましょうね。待つしかないですね」


 あと、あと、2時間で終わる試合と4時間で終わる試合じゃ、ビールの消費量って絶対変わるじゃないですか。念のため聞きますが、試合時間を長引かすために投球間隔の長いピッチャーを獲得するとか、そういうのはないですよね?


「ないです」

【イラスト:カネシゲタカシ】

 河村さんの目が「帰ってください」のブロックサインを出しかけていたので、いざ試飲へ!

カネシゲタカシ
カネシゲタカシ
1975年生まれの漫画家・コラムニスト。大阪府出身。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にてデビュー。現在は『週刊アサヒ芸能』(徳間書店)等に連載を持つほか、テレビ・ラジオ・トークイベントに出演するなど活動範囲を拡大中。元よしもと芸人。著書・共著は『みんなの あるあるプロ野球』(講談社)、『野球大喜利 ザ・グレート』(徳間書店)、『ベイスたん』(KADOKAWA)など。

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