Jユニ女子会に浦和の“あの選手”が乱入!? 両サポがさいたまダービーを語り尽くす
関根「大宮駅前のフラッグにアウェーを感じる」
Jユニ女子会に浦和の関根貴大選手が登場! 2人から早速質問攻めに…… 【撮影:スエイシナオヨシ】
――今日は、浦和サポーターと大宮サポーターのお2人から、質問攻めに遭ってください!
関根 はい。なんでも聞いてください。答えられる範囲で(笑)。
木下 さいたまダービーということで、埼玉の好きなところを教えてください。
関根 地元が鶴ヶ島というところで、田舎なので静かで星がきれいです。
木下・幸菜 そんなに!?(笑)
関根 (浦和、大宮と比べると)けっこう違うんですよ。流れ星を見にいったこともあります。地元が好きですね。浦和もすごく好きですけれど。
幸菜 大宮はどうですか?
関根 練習場が浦和より大宮に近いので、大宮の方が行くことは多いです。駅前にアルディージャの選手の旗がバーッと並んでいて、アウェー感はすごくあります。
下部組織出身の2人が背負う“ダービー”への思い
第9節でのさいたまダービーは、最下位だったホームの大宮が首位の浦和に1−0で勝利した 【(C)J.LEAGUE】
関根 2人でピッチに立ったのはこの前が初めてでしたが、僕も大山もアカデミー出身で、「浦和対大宮戦の時は、互いにチームの代表として取り上げられる選手になりたい」「スタメンでお互いが出て活躍できたらダービーが盛り上がるよね」という話をしました。小学生からずっと知っているので、やりづらいと言えばやりづらいですけれど、プロになってスタジアムで戦うとなると、新鮮な気持ちになります。
幸菜 大宮の選手と戦う時、一番いやだなと思う選手は誰ですか?
関根 和田(拓也)選手とマッチアップする機会が多いんですけど、アジリティーもあって守備能力が高いので、やりにくさを感じます。僕もガンガン攻めるタイプなので、力と力のぶつかり合いや、和田選手の粘り強い守備はいやですね。
幸菜 大宮のこういうところがいいなというところはありますか?
関根 実は、これまでの観戦回数は、レッズよりアルディージャの試合の方が多くて、NACK5スタジアム大宮の客席からピッチまでの距離がめちゃめちゃ近い雰囲気は、埼スタとはまた違った良さがあるな、と。あとは浦和とはまた違ったサポーターの温かさとか。
木下 冷たくてすみません……(笑)。
関根 いや、冷たいとかじゃないです! いい悪いは別に、浦和と違うものがあるという感じです。第三者の目から見て、ピッチが近い分、一体感があるのが大宮だと思います。
幸菜 移籍したくなったらいつでも来てください(笑)。
木下 それはやだ〜。
関根 一番嫌われるやつですね(笑)。
関根「1ゴール1アシストでアウェーの借りを返す」
関根選手へ「移籍したくなったらいつでも来てください(笑)」と幸菜さん 【撮影:スエイシナオヨシ】
関根 違いますね。大宮の選手は意気込みが普段と比べてとんでもないくらい違うんですよね。(前回のダービーでは)大宮は今季開幕から1勝もしていなくて、反対に浦和は好調という状況で、「なんであんなに堅い守備ができるんだよ」と正直思ってしまいました。
木下 カタかった〜……。
関根 試合の前々週に大宮の試合を見にいったのですが、自分たちが攻撃的なチームなこともあり、大宮の守備をうまく攻略するシミュレーションができていました。でも、結局0点に抑えられ、1点取られて負けてしまった。あらためて、ダービーというのは普段の試合とは違うと感じました。1点をどっちが取るのかという単純な勝負です。
――最後に、ホームで迎えるダービーの意気込みを聞かせてください。
関根 アウェーではとても悔しい思いをしたので、借りを返すためにしっかりと内容にも結果にもこだわって、個人的にも活躍できるように頑張ります。
――何点取りますか?
関根 1ゴール1アシスト。ダービーは他のチームと戦うのとは違ったものがあるので、そこで結果を残すことによって、ファン・サポーターの皆さんも喜んでくれると思いますし、育成出身の自分が、よりそういう気持ちを出していければと思います。
木下・幸菜 今日は、Jユニ女子会にお越しいただきましてありがとうございました!