桐生は“9秒台”より結果重視で勝負 陸上日本選手権 前日記者会見
ケンブリッジ「調子は今シーズンで一番良い状態」
「今シーズンで一番良い状態」と、コンディションに自信を見せるケンブリッジ 【写真は共同】
調子は今シーズンで一番良い状態です。今年も優勝を目指していきたいです。
――どの当たりに手応えを感じているか?
今シーズンはここまで後半(のスピード)があまり出てこなかったと感じていたのですが、ここにきて後半のスピードを感じているので、それなりにやれると思っています。
――どんなレース展開になると思うか?
おそらく前半は前に出られると思いますが、自分がスピードに乗るのを待って、しっかり自分の走りを出して、持ち味を出せれば後半に追い上げられると思います。
――後半のスピードが上がってきたと思う理由は?
シーズン序盤は上半身と下半身の連動ができおらず、そのあたりのタイミングをしっかり合わせて、フォームを作ってきました。それで布勢スプリントで(世界選手権の)参加標準を切って、日本選手権を迎えられるというのは、気持ち的にも楽になりました。予選はリラックスして、少しずつ気持ちを上げられればと思っています。
――目標タイムは?
もちろんタイムも狙っていきたいと思っていますが、今回は勝ちにこだわっていきます。しっかり勝つことができれば、タイムも追いてくると思います。
――長居のトラックに対する印象は?
長居は昨年も良いタイムが出ているので、自分にとっても走りやすい競技場だと思っています。
――周りにいるライバルの存在はどう影響しているか?
やっぱりライバルが走るレースはすごく気になりますし、自分にとっても刺激になってモチベーションにもなります。すごく良い環境で競技ができていると思います。その中で、しっかり勝ちたいと思います。