【スターダム】ジャングル叫女はドレスに興味なし!? シンデレラ不参加の刀羅は悔しさ糧に
30日の後楽園大会「シンデレラ・トーナメント」に向けて、ジャングル叫女(右)と刀羅ナツコにインタビュー 【スポーツナビ】
今回は、今スターダムで一番「ジャングるってる」ジャングル叫女と、トーナメント不参加となって悔しさが募る刀羅ナツコに話を聞いた。
まずは1回戦のHZK戦に懸ける!
「“ドレスへの欲”がない」と話す叫女。それでも1回戦のHZKには闘志メラメラ 【スポーツナビ】
叫女 シンデレラ・トーナメント、実はあまり“ドレスへの欲”がないんですよ。みんな「ドレスが着たい!」「プリンセスになりたい!」みたいな感じですよね? でも私ってドレスへの欲がなくて、それでモチベーションが上がるかと言われても、全然ないんです。正直。
でも、やっぱり、優勝はしたい! それに昨年も安納サオリとの1回戦がトーナメント最初の試合で、結構、肝になる感じだったんです。すごく感情が入れられる闘いで、絶対に勝ちたいという思いで、トーナメントに臨みました。それで今年も1回戦の第1試合になって、相手はHZK。最近、HZKへの感情が、自分が今までに味わったことがないぐらいな感じで、負けたくない相手だし、試合をしていても生の感情が出てしまう相手。本気で自分をムカつかせる敵で、気の強さを感じているし、実はシングルで戦ったことがないので、今回正々堂々と1対1で勝負できるのはうれしいです。
――「Queens Quest」以前のHZK選手との接点は?
叫女 全然知らないです。なんか急に帰ってきて、生意気な奴だなって思いますよね。私は正直、プロレスラーに本気でなりたいと思った試合が、麻優さんとイオさんの試合だったりしたわけで、イオさんに対する憧れが強かったんです。ですからQQができる前は、イオさんの背中を追いかけていた自分もいます。それがHZKが帰ってきて、イオさんもダークサイドに行ってしまって……。イオさんと対峙する立場になって、その後ろにHZKがいるってことが、腑に落ちないですよね。
――団体内のライバルがまた出てきたって感じですかね?
叫女 渡辺桃が長期欠場している中で、また違う感情ですよね。HZKと桃が同じユニットなので、桃の分までというのもHZKの中にあるのかなって思うんですけど、そこからちょっとずつ変わってきているのかなと思います。
――シンデレラ・トーナメントはドレスよりもそことの戦いがテーマになりそうですね。
叫女 そうですね。そこでは絶対負けたくないので、2回戦のことはあまり考えていません!
悔しさをバネに次のステップへ
シンデレラ不参加となった刀羅(左)は、悔しさもあるがこの経験をバネに飛躍を誓う 【スポーツナビ】
叫女 私、絶対エントリーされると思ってたのに、ねえ、悔しくないの? なんか、「出れないと思ってました」とか言っちゃって、そんな気持ちだからアーティストも勝てないんだよ!
刀羅 そうです……。
――今年のシンデレラ・トーナメントには昨年の新人トーナメントに出場した選手が1人も参加してないですね……。
刀羅 悔しい気持ちもあるんですけど、それは今まで、自分がデビューして新人トーナメントとかやってきて、このシンデレラ・トーナメントまでの期間で自分を見せられなかったわけなので、何というか……。
――仕方ない結果?
刀羅 仕方ないというよりは、出られなかったことを悔やんで、長く引きずっていても変わらないので。トーナメント不参加が決まってからは、もっと見直そうというか、なんでダメだったのかをちゃんと考えて、次に繋げていきたいなって。
叫女 見返したらいいんだよ! 「私を出さなくて後悔しただろ!」ってぐらいに。
刀羅 そうですね。
――見返すために、今後はどんな意気込みでいきたいですか?
刀羅 ワンデイトーナメントはシンデレラしかないですけど、その後に「5★STAR GP」があって、自分はシングルだったらそっちに目を向けたいです。ベルトも先日挑戦させていただいた(4.15横浜大会のアーティスト・オブ・スターダム王座決定トーナメント)のですが、初めてで緊張もあって、なかなか思うように動けない部分もありました。でも、そこでQQがベルトを巻いて、特にAZMがベルトを巻いているんですけど、新人戦では1回戦でAZMに勝っているし、それが悔しいので、またアーティストのベルトも狙っていきたいです。
叫女 「5★STAR」にエントリーされなかったらどうする?
刀羅 それは、させません! もう今回のシンデレラで十分。二度とこんな思いはしたくない! ここで簡単に出場できちゃったら自分の成長もないと思うので、これをきっかけにして、「5★STAR」もほかのトーナメントも全部出たいと思います。