スタート改善で海外経験での成長を実感 走幅跳・佐久間滉大の米国武者修行

構成:スポーツナビ

コーチとのコミュニケーションも円滑に

(英語でのコミュニケーションは)昨年はかなり厳しく、何を言われているか分からず、今日のメニューが何なのかも分からない状態でした。その経験から1年間、英会話スクールに通って少し話せるようにはなりました。

 オフの日には、1人で出かけたり、チームのメンバーとご飯にいったり、インド出身の投てき選手と一緒に水族館に行ったりしました。そんなことをコーチとは練習の合間に話したりして、コミュニケーションを取っていました。

 コーチとはお別れの時に、「コウダイなら8メートル跳べるから。今シーズン、頑張ってね」と言われたのがうれしかったです。自分でも8メートルを越えないといけないというのがあって、それをちゃんとコーチも分かってくれていて、絶対に大丈夫だよというのを言ってくれたのが心強かったです。また一緒に練習していた同世代のメンバーとは、アジア選手権や世界選手権のような世界大会で会おうという話もしました。

同世代の選手ともコミュニケーションを取り、今後の世界大会で会おうという約束もした 【写真提供:佐久間滉大】

 今回はコーチがゆっくり話してくれたり、何回も繰り返し教えてくれたりしたので、以前よりは分かるようになりました。ただ、自分の感覚や考えなどをうまく言葉にすることはできないので、これから海外に行く機会も増えてくるので、継続して勉強して、もっと深い話ができるように努力したいと思っています。

先を見つめて努力していく

 海外長期遠征は今回で4回目となりましたが、自分でご飯を作るなどの工夫もしたので、生活面では少し慣れてきた部分もあります。また練習の取り組み方についても、以前スウェーデンに行った際は、トレーニング時間がとても短く、その中で集中して取り組む形をとりました。ただ時間的にもう少し長くトレーニングをしたいという気持ちもあって、今回は練習時間を長くしたり、自分にあったトレーニングを見つけることができたので、充実した時間になったと思っています。

今回は自炊にも挑戦。徐々に海外での生活にも慣れてきた 【写真提供:佐久間滉大】

 この経験を元に、最初の目標としている8メートルを早く超え、またそこで終わりじゃなく、しっかり先を見つめながら頑張っていきたいです。

(2020年東京五輪は)やっぱり自分の国での五輪なので、そこでしっかり結果を出したいという気持ちも強くなりました。今回出会ったメンバーとは東京五輪だったり、その前の世界選手権で会おうという話もしているので、しっかりそこを狙って頑張っていきたいです。

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