世界一豪華な競馬開催、ドバイWCナイト 合田直弘氏が馬券対象の3競走を展望
世界一豪華な競馬開催「ドバイワールドCナイト」(撮影:高橋正和) 【netkeiba.com】
「あの」ザルカヴァの仔が本格化
この後のシーマクラシックも同様なのだが、強敵となる欧州勢に「休み明け」という不確定要素があることが、馬券を難しくしている。というのも、このレースの過去10年の勝ち馬で前走との間隔が一番長かったのは、暮れの香港マイル以来だった12年のシティスケイプで、前年の秋以来という勝ち馬は1頭もいないのである。
名牝ザルカヴァの4番仔、ザラックがドバイターフの中心だ 【(c)Racingfotos.com】
欧州関係者からはリブチェスターの評価が高い 【(c)Racingfotos.com】
昨年のG1アーリントンミリオン(芝10F)を含めてG1・2勝のモンディアリスト(牡7、父ガリレオ)、G1ベルモントダービー(芝10F)勝ち馬ドーヴィル(牡4、父ガリレオ)、G1インターナショナルS(芝10F88y)がポストポンドの3着、G1ウッドバインマイル(芝8F)がテッピンの3着と、チャンピオン級を相手に好走しているムタケイエフ(セン6、父シーザスターズ)と、敵の陣容は明らかに昨年よりも分厚い。