波乱の連続! 穴党注目のフェアリーS データで解く高配使者の条件
前走クラス別成績
【表5】 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
前走新馬・未勝利からの好走馬
【表6】 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
一方、未勝利組はキャリア3〜5戦だったことが共通点。出馬表を見れば、新馬戦敗退直後に勝ち上がったキャリア2戦馬に目が行ってしまいがちだが、このレースでは【0.0.0.7】と全馬圏外。昨年は新馬2着→未勝利1着のシーブリーズラブが、2番人気で15着大敗を喫した。また、前走コースや距離はまちまちだが、5頭中3頭が距離短縮馬、1頭は同距離だった。
前走阪神JFからの好走馬
【表7】 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
前走500万、オープン特別からの好走馬
【表8】 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
なお、一昨年のノットフォーマル、昨年のビービーバーレルと、この組で優勝した2頭は前走1600mの赤松賞出走馬。優勝馬はほかに阪神JFの3頭、新馬2頭が前走芝1600m戦で、同距離以外から優勝したのは8頭中、10年のコスモネモシン(中山芝1800m未勝利)1頭のみである。
前走500万〜G2出走馬の各種成績(1)
【表9】 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
前走500万〜G2出走馬の各種成績(2)
【表10】 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
また、好走できるのは前走東京、中山、阪神出走馬で、その他からの参戦は【0.0.0.7】。特に優勝しているのは東京のみ(赤松賞)で、中山からの2着は葉牡丹賞9着だった昨年のダイワドレッサー1頭である。ほかに、距離延長馬や、今回3〜6枠を引いた馬は苦戦傾向にある。