ルーラーシップ産駒キセキ★6つの高評価 奇跡を起こすか母父ディープの新時代配合
重賞2着の兄を超えるか? ダノンキングダム
ダノンキングダム 牡 馬体重:486kg
★★★★★ 5点〔1600万クラス〕
騎手:北村友 厩舎:(栗) 安田隆
生産:ノーザンファーム
馬主:ダノックス
父:ステイゴールド
母:ヴィヤダーナ(Azamour)
ゲート内でチャカついて出遅れ。9頭立てと頭数は少なかったが大外枠という事もあり、前半は後方から。残り1000mを切った辺りからポジションを上げていき、直線入口では前を射程圏内に捉える。上がり3Fが11秒6−11秒4−11秒5という決め手の問われるレースになったが、アッサリと抜け出してデビュー勝ち。ここでは力が一枚上だった。
■馬体診断
腹回りはもう一絞りできそうな造りだが、パドックでの力強い脚取りと気力十分の周回は目立っていた。トモや胸前の筋肉のボリュームはデビュー戦とすれば十分過ぎるほどで、距離適性は2000m前後にあると考えて良いだろう。蹄がやや立ち気味でステイゴールド産駒らしく、馬場が渋るのも却ってアドバンテージになる。
■血統診断
この牝系からはフォーティーナイナーなどを出ており、本馬の兄ダノンメジャーは新馬〜OPを連勝し、京都2歳Sでも2着と高い素質を持っていた。また、従兄弟には3100mのGI・ロワイヤルオーク賞を連覇したヴァジラバドがいる。条件は芝の中距離がベスト。兄のような気難しさが出なければ、それ以上の活躍が期待できそうだ。
馬券の狙い目→直線は長いほうが良さそう。大寒桜賞(中京芝2200m)やフリージア賞(東京芝2000m)あたりが適鞍か。道悪なら更に。