【新日本プロレス】真壁&本間がWTL連覇でIWGPタッグ獲りへ オメガがオカダをKO ヒロムがLIJに加入

高木裕美

“時限爆弾”高橋ヒロムがLIJに電撃加入

“時限爆弾”として凱旋した高橋ヒロムがロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに電撃加入 【写真:SHUHEI YOKOTA】

 東京ドームでのIWGPインターコンチネンタル王座前哨戦となった棚橋弘至&KUSHIDA組vs.内藤哲也&ルーシュ組では、今年1年、破竹の勢いを見せ付けたロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)に新展開が訪れた。
 エース・棚橋を上回る声援を受けた内藤は、入場時にベルトを蹴り落とし、試合中にマットに寝そべるなど、挑発行為を連発。棚橋もドラゴンスクリュー、ツイストアウンドシャウトなどで反撃に出る。

乱入ヒロムがKUSHIDAを襲撃

乱入したヒロムはTIME BOMBでKUSHIDAを粉砕 【写真:SHUHEI YOKOTA】

 10分過ぎ、KUSHIDAがルーシュをホバーボードロックで捕獲し、勝負が決まったかと思われたが、そこへ会場の奥から“時限爆弾”高橋ヒロムが登場。東京ドームでKUSHIDAの保持するIWGPジュニアヘビー級王座に挑戦するヒロムは、レフェリー不在となったタイミングを見計らってリングに乱入し、KUSHIDAをTIME BOMBで粉砕。すかさずルーシュがルーシュドライバーでマットに突き刺し、大逆転勝利を収めた。

内藤にLIJのキャップを差し出されたヒロムはペロリと舐めニヤリ 【写真:SHUHEI YOKOTA】

 試合後、内藤にLIJのキャップを差し出されたヒロムは、それを頭にかぶると、内藤と拳を突き合せてLIJ加入を表明。駆けつけたメンバー全員とリング上で記念撮影を行い、ニヤリと笑みを浮かべた。

柴田を倒した後藤がNEVER挑戦表明

後藤は柴田の腰の上にNEVER王座を置き、無言で王座挑戦をアピール 【写真:SHUHEI YOKOTA】

 元同級生タッグの柴田勝頼と後藤洋央紀の間に遺恨が再燃。1.4東京ドーム大会ではNEVER無差別級王座をかけた決着戦が組まれることが濃厚となった。
 両者は12.5京都で行われたWORLD TAG公式戦で対戦。後藤からピンフォールを奪った柴田が「何も変わってねえ。むしろ、中途半端に拍車がかかってる」とCHAOS入りした後藤を痛烈批判を叩きつけたことで、後藤の怒りに火がついた。 
 柴田が串刺しハイキック、ブレーンバスター、コブラツイスト、顔面蹴りを見舞うと、さらに武者返し、フェースロック。しかし、後藤も旋回式の牛殺しを見舞うと、パートナーのYOSHI−HASHIのダブルニーアタックのアシストを受け、GTRで柴田から3カウントを奪取。倒れたままの柴田の腰の上にNEVER王座を置き、無言で王座挑戦をアピールした。

BC新メンバーはコーディ・ローデス

バレットクラブ新メンバーとして元WWEのコーディ・ローデスの加入を発表したオメガ 【写真:SHUHEI YOKOTA】

 バレットクラブに新メンバーが加入。第5試合終了後、バレットクラブのテーマ曲が鳴り響き、オメガがメンバーを引き連れて登場。マイクを握ったオメガは、バレットクラブの新メンバーとしてダスティ・ローデスの息子であり、元WWEスーパースターのコーディ・ローデスこと“アメリカン・ナイトメア”が加入することを発表すると、場内からはどよめきが起きた。

【写真:SHUHEI YOKOTA】

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著者プロフィール

静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。

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