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杉浦がみのるを裏切り…どうなる鈴木軍
時限爆弾不発で中嶋がGHCヘビー初防衛
中嶋に敗れたみのるを杉浦が襲撃。鈴木軍の離脱を匂わせた
中嶋に敗れたみのるを杉浦が襲撃。鈴木軍の離脱を匂わせた【写真:SHUHEI YOKOTA】

 2日のプロレスリング・ノア「ONE NIGHT CRUISE 2016 in KORAKUEN」東京・後楽園ホール大会では、鈴木軍との全面対抗戦が行われ、1110人を動員した。メインイベントのGHCヘビー級選手権試合では、王者・中嶋勝彦が鈴木軍大将の鈴木みのるを退け初防衛に成功。今大会で“時限爆弾”の発動を予告していたみのるだが、試合中に現れるはずの助っ人は姿を見せず。試合後は鈴木軍ナンバー2であった杉浦貴が裏切りのオリンピック予選スラムを見舞い、離脱を匂わせた。

みのるは12月2日でノアの終わりを予告

【写真:SHUHEI YOKOTA】

 中嶋とみのるは今年の2.24後楽園で一騎打ちを行い、中嶋が勝利。だが、中嶋がGHC王座戴冠後の11.19宮城大会で組まれた「グローバル・リーグ戦」公式戦ではみのるが勝ち星を奪い、リーグ戦を1位で通過。11.23後楽園では中嶋のパートナー・マサ北宮との優勝決定戦を制し、初優勝を果たした。

 するとみのるは、リング上から中嶋を呼び出し、「さあ、そろそろ最終決着戦といこうじゃねえか。全面対抗戦だ。負けたヤツはここから去れ!」と要求。これに対し、中嶋も「オレがテメエらの火を消してやる。オレがノアだ!」と挑戦を受諾した。さらにみのるは「12月2日でノアは終わる。時計の針はそこにセットした」と、かねてから予告していた“時限爆弾”の存在もチラつかせ、ノア完全制圧に揺るぎない自信を見せていた。

“時限爆弾”を予告していたみのるだが…

みのるの執拗な足攻めに悶絶
みのるの執拗な足攻めに悶絶【写真:SHUHEI YOKOTA】

 みのるは王者・中嶋を格下扱い。中嶋の武器である蹴りを封じるべく、徹底した足攻めに出ると「おい、ノア終わりか」「テメエがノアなんだろ。立てよ!」と挑発を繰り返す。25分過ぎには、スリーパーからゴッチ式パイルドライバーの体勢へとらえるも、中嶋がこらえ不発に終わると、レフェリーの死角を突いてナックル。ここでみのるは場外へ視線を向け、誰かを呼び寄せるようなアクションを見せるも、誰も現れず。みのるも動揺を隠せない。

バーティカルスパイクで完ぺき3カウント

【写真:SHUHEI YOKOTA】

 この機に乗じ、中嶋は一気呵成にエルボーを打ち込むと、ノアの絶対的象徴である創始者・三沢光晴さんを彷彿とさせるワンツーエルボー、ローリングエルボー、ランニングエルボーを炸裂。さらにトラースキック、ジャーマンスープレックス、ドロップキック、ランニングキック、ハイキックからのバーティカルスパイクで3カウントを奪取。ベルトと、ノアでの居場所を守り抜いた。

杉浦が裏切りのオリンピック予選スラム

予告していた“時限爆弾”不発に終わったみのるは屈辱の大の字
予告していた“時限爆弾”不発に終わったみのるは屈辱の大の字【写真:SHUHEI YOKOTA】

 試合後、鈴木軍の杉浦、金丸義信、エル・デスペラードがみのるの下に駆けつけるが、杉浦が突如2人にエルボーで襲い掛かると、みのるにはオリンピック予選スラムを炸裂。このまさかの裏切り行為に、観客は「よくやった!」と声を上げた。敗れたみのるは、床に四つんばいになって退場。時限爆弾についてはノーコメントを貫いた。


 一方、初防衛に成功した中嶋は「みんなの声援が励みになって光をつかまえた。その光をさらに輝かせるのが中嶋勝彦。これからは、光と共に前進し続ける。何が何でも止まらねぇ!」と、ノアのエースとして輝き続けると誓った。

ノアとGHCベルトを死守した中嶋は「何が何でも止まらねぇ!」と絶叫
ノアとGHCベルトを死守した中嶋は「何が何でも止まらねぇ!」と絶叫【写真:SHUHEI YOKOTA】
高木裕美

静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。

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