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杉浦がみのるを裏切り…どうなる鈴木軍
時限爆弾不発で中嶋がGHCヘビー初防衛

小峠がタイチから初勝利でGHCジュニア防衛

タイチからシングル初勝利を収めGHCジュニア防衛に成功した小峠
タイチからシングル初勝利を収めGHCジュニア防衛に成功した小峠【写真:SHUHEI YOKOTA】

 GHCジュニアヘビー級王者・小峠篤司は、「ラスボス」タイチを退け2度目の防衛に成功した。両者は昨年3.15有明で同王座をかけて対戦し、タイチが当時王者だった小峠からベルトを奪取。同年5.10横浜でのリマッチでも小峠が返り討ちにされていたことから、今回、王者自らタイチを挑戦者に指名した。


 タイチはグラビアアイドルの阿部未歩さんを引き連れて入場すると、リング上でいちゃつきまくり、さらにはセコンドの金丸、デスペラードが試合に介入。ベルトで小峠の顔面を殴打し、隠し持っていたドライバーを額に突き刺して流血させるなど、やりたい放題だ。

ムーンサルトプレスからのキルスイッチでフィニッシュ
ムーンサルトプレスからのキルスイッチでフィニッシュ【写真:SHUHEI YOKOTA】

 だが、小峠も顔面を真っ赤に染めながらも3人まとめてトペコンヒーロで吹っ飛ばすと、タイチ式外道クラッチ、タイチ式ラストライドをカウント2でクリア。乱入してきたデスペラードはパートナーの原田大輔がニーアッパーで撃退し、邪魔者を排除した小峠が、頭突き、ランニングキック、ムーンサルトプレスからのキルスイッチでフィニッシュ。ようやくタイチからシングル初勝利を収めた。

 ラスボス退治に成功した小峠は「次はタッグのベルトも取り返して、2冠王に返り咲きたい」と、邪道&外道組に流出中のGHCタッグ王座奪還を訴えた。

丸藤は北宮の成長に太鼓判

北宮は体を張って丸藤の勝利をアシスト
北宮は体を張って丸藤の勝利をアシスト【写真:SHUHEI YOKOTA】

 セミファイナルでは丸藤正道&マサ北宮組vs.杉浦貴&飯塚高史組が激突。鈴木軍がいきなりの奇襲攻撃を仕掛け、場外戦へ持ち込むと、杉浦が丸藤に鉄柱攻撃、雪崩式ブレーンバスター。飯塚も丸藤のハイキックに、シューズに噛み付く反則技で対抗する。さらに飯塚は10分過ぎ、ついにアイアンフィンガーフロムヘルを取り出すと、レフェリーが気を取られる間に杉浦がイスを振りかぶるが、北宮がスピアーで組み付いて阻止。すかさず丸藤が不知火で飯塚を仕留め、完勝した。


 丸藤は「あんなヤツらにオレより強い北宮が負けるわけがない」と、「グローバル・リーグ戦」準優勝と大躍進中した北宮の成長に太鼓判。一方、北宮は「悔しいこと、悲しいことがあっても、前に進み続けなければならない。方舟は止まらないし、沈まない」と、ノアの航海はまだまだ続くと宣言した。

GHCタッグ前哨戦は潮崎組が勝利

急きょ決まったGHCタッグ前哨戦で敗れた王者KESは挑戦者組をボコボコ
急きょ決まったGHCタッグ前哨戦で敗れた王者KESは挑戦者組をボコボコ【写真:SHUHEI YOKOTA】

 翌3日に東京・ディファ有明でGHCタッグ王座を争うランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.組と潮崎豪&マイバッハ谷口組がノンタイトルマッチで激突。挑戦者組みが勝ち星を挙げたものの、KESが試合後に2人をKOし勝ち誇った。

 当初はスミスvs.谷口、アーチャーvs.潮崎によるシングルマッチ2試合が予定されていたが、スミスと谷口の試合中にアーチャーが乱入。これには反則裁定が下されたが、収まりのつかない両軍がにらみ合い、急きょタッグマッチに変更された。


 先手を打ってきたKESが優勢に試合を進める中、ベルトを狙う立場の挑戦者組には厳しい野次も。潮崎の援護でキラーボムを免れたスミスは、谷口のブルドッグボムをカウント2でキックアウトすると、一瞬の首固めで3カウントを奪取。タイトルマッチを前に王者組から勝利を収めた。

 だが、敗れたKESは怒りをあらわに2人を急襲。潮崎、谷口をマットにダウンさせたアーチャーは「トゥモロー・ユー・ダイ」と明日の有明では2人の息の根を止めると宣言。勝者でありながら、ボロボロにされた潮崎組は、ノーコメントで引き揚げた。

永源遥さんの追悼セレモニーで黙とうと10カウントゴング
永源遥さんの追悼セレモニーで黙とうと10カウントゴング【写真:SHUHEI YOKOTA】

 なお、この日は先月28日に急性心筋梗塞により70歳で逝去した永源遥さんの追悼セレモニーが行われた。会場横には献花台が設置され、試合前には遺影を抱えた副社長の丸藤ら所属選手がリングに上がり、黙とうと10カウント弔鐘が行われた。

【写真:SHUHEI YOKOTA】
高木裕美

静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。

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