【DDT】大阪前哨戦で石川組がHARASHIMA組に完勝 平田が南キャン山ちゃん生放送に襲撃予告

高木裕美

ディーノが赤井を下しV3 葛西との初シングルがタイトル戦に

赤井を非情な攻めで倒したディーノ 【写真:前島康人】

 DDT EXTREME級王座戦では、王者・男色ディーノが「ドラマティック・ドリーム・ じゃんけん2016」優勝者の赤井沙希を下し3度目の防衛に成功。試合後、12.4大阪で初の一騎打ちが実現する葛西純が次期挑戦者に名乗りを上げ、大阪でのタイトルマッチが正式決定した。

 3カウント、ギブアップに加え、最初に泣いた方が負けとなる「no wowan no cryルール」で行われたこの一戦。赤井は男色ナイトメアに対し、ディーノの尻をつかむなど捨て身の戦法に出るが、DDTのなつかし名場面VTRにも動揺をこらえ、非情になりきったディーノの前には歯が立たず。ディーノは容赦なく垂直落下式ブレーンバスターを連発すると、さらに顔面へナックルをブチ込んでからの男色ドライバーで赤井を完膚なきまでにぶちのめした。

大阪で初シングルを戦う葛西(左)とベルトを賭けることに 【写真:前島康人】

 試合後、「ベルトに呼ばれた気がした」と会場に来場していた葛西が、次期挑戦者に志願。「イロモノ同士ならではの究極のEXTREMEな試合をしたい」と訴える葛西に対し、ディーノも「このタイミングで初めてのシングルマッチが実現する以上、何らかの決着をつけたいと思っていた」と快諾。ルールについては葛西が「オレはいろんなスタイルでやってきた。どんなルールでも用意して来い」と訴えれば、ディーノも「相手の土俵に乗ってやる。デスマッチでも構わない」と受けて立つ覚悟を見せた。

 なお、今秋から「DDT所属」となりながらも敗れた赤井は、ディーノからの「もしDDTのリングにいたかったら、しがみつきない。すべてをさらけ出しなさい」というメッセージに対し、バックステージで「DDTにいらないと言われても、しがみついて、全部さらけ出してDDTに捧げる。汚い部分もさらけ出します!」と叫ぶと、その決意を示すかのように、なんと胸パットを投げ捨てて逃走。しかし、その模様を伝え聞いたディーノは「何枚? 1枚? 噂じゃ8枚入ってるって聞いてるわよ。まだまださらけ出せてないわね」と、赤井の貧乳疑惑を深めてダメ出しした。

平田襲撃に、高木大社長は「放送事故なら解雇」

平田一喜(右)が山ちゃんの持つアイアンマン奪取へ生放送襲撃を予告 【写真:前島康人】

 8.28両国国技館大会で南海キャンディーズ・山里亮太さんに流出したままのアイアンマンヘビーメタル級王座を奪回すべく、平田一喜が奥の手に出た。

 平田は、12.4大阪大会でのアイアンマン王座戦を実現すべく、テレビ東京で番組収録中の山ちゃんを襲撃。だが、ベルトは若手芸人の間をたらい回しにされた挙句、テレビ東京のクレーンカメラを経て、再び山ちゃんの元へ。次回収録日が大阪大会後の12月5日と聞き、一度はあきらめかけた平田だが、鶴見亜門GMと高木三四郎大社長から「取り返して来い」と会社命令が出たことで、本日深夜1時からのTBSラジオ「山里亮太の不毛な議論」の生放送中に再襲撃に出ることを決意した。

 だが、「その時間はベッドだから」としぶる平田をけしかけた張本人の高木は「生放送だからね。もし放送事故にでもなったら、即日平田を解雇して責任を取らせるよ」と、もしもの時には汁レスラー・平田を容赦なく切り捨てて責任逃れをすると言い切った。

2/2ページ

著者プロフィール

静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。

新着記事

編集部ピックアップ

コラムランキング

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント