【新日本プロレス】注目の“時限爆弾”の正体は高橋広夢! IWGPジュニア奪回KUSHIDAに挑戦状

高木裕美

王者オカダがオメガに屈辱フォール負け

【写真:SHUHEI YOKOTA】

 IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカは、挑戦者のケニー・オメガに屈辱のピンフォール負けを喫した。両者は8人タッグマッチで対戦。オメガはバレットクラブの鉄の結束を生かし、オカダに4人同時のドロップキックをブチ込むと、助けに入った外道をも合体ドロップキックでKO。

片翼の天使でまさかの3カウント献上

【写真:SHUHEI YOKOTA】

 オメガはオカダのドロップキックを食らいながらも、リバースフランケンシュタイナー、Vトリガーからの片翼の天使で3カウントを奪った。勝利したオメガは、権利証入りのアタッシュケースを手に、青息吐息のオカダに銃口を突きつけて、バレットクラブのメンバーと共に記念撮影に収まった。

六本木ヴァイスがノアコンビを下し優勝

【写真:SHUHEI YOKOTA】

「SUPER Jr. TAG Tournament 2016」決勝戦では、ロッキー・ロメロ&バレッタの六本木ヴァイスが、プロレスリング・ノアの石森太二&ACH組を下して初優勝した。
 かつての絆を取り戻した六本木ヴァイスは、ノアコンビの猛攻にも冷静さを失わず。15分過ぎに放たれた石森の450°スプラッシュ&ACHのミッドナイトスターをヒザ剣山で迎撃すると、ロメロが石森にトペスイシーダ。バレッタがACHをとらえ、合体技のストロングゼロで勝利。試合後は現IWGPジュニアタッグ王者組であるマット・ジャクソン&ニック・ジャクソンを呼び込み、東京ドーム大会でのタイトルマッチを受諾させた。

トンガ兄弟がCHAOSを下しタッグ防衛

【写真:SHUHEI YOKOTA】

 IWGPタッグ王者のタマ・トンガ&タンガ・ロア組は、CHAOSの石井智宏&YOSHI−HASHI組を退け初防衛に成功。成長著しいYOSHI−HASHIが粘りを見せ、トンガに必殺技のカルマを狙うも、トンガが空中で切り返してガンスタン。すかさず合体技のゲリラ・ウォーフェアで一気に仕留めた。

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著者プロフィール

静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。

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