もしも大谷翔平がサザエさんに登場したら カネシゲタカシの『ぷぷぷぷプロ野球』

カネシゲタカシ

3番・DHで先発出場し、9回には抑えで登板し、日本新記録の165キロを記録。もはや漫画のような活躍を見せた 【写真は共同】

 スポーツ各紙はその見出しで「漫画より劇的!」(サンケイスポーツ)、「DH守護神が漫画みたいな初S」(スポニチアネックス)など、「漫画」というキーワードでその活躍を表現しました。

 言うまでもなく大谷翔平のことです。
 16日のパCSファイナルステージ第5戦・北海道日本ハム対福岡ソフトバンク(札幌ドーム)にて、その日「3番・DH」で出場していたはずの日本ハム・大谷は3点リードで迎えた9回表、なんと救援投手としてマウンドに。

 そこで自身の持つ日本最速記録を更新する165キロのストレートを連発。ソフトバンク打線を力でねじ伏せ、チームを日本シリーズへと導きました。

 たしかに漫画のようなストーリー展開。しかも「荒唐無稽」「ご都合主義」といった言葉が似合う、ヘタすればギャグ漫画になってしまうほどの大活躍。

「二刀流・大谷翔平は野球漫画のようだ」は的を射た表現と言えるでしょう。

 では、もしも「二刀流・大谷翔平」を“野球漫画以外の漫画”に登場させると、一体どんなことになるのでしょうか。

 ちょっと意味がわかりませんよね。でもやってみます(強引)。

もしも二刀流・大谷が『スラムダンク』に登場したら

天才ゆえの苦悩なのか…… 【イラスト:カネシゲタカシ】

 作品中で一、二を争う名シーンが台無しに! 果たして「バスケ」と「野球」の二刀流は読者の共感を呼ぶことができるのでしょうか。

 こんな感じで他の作品も見ていきましょう。

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著者プロフィール

1975年生まれの漫画家・コラムニスト。大阪府出身。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にてデビュー。現在は『週刊アサヒ芸能』(徳間書店)等に連載を持つほか、テレビ・ラジオ・トークイベントに出演するなど活動範囲を拡大中。元よしもと芸人。著書・共著は『みんなの あるあるプロ野球』(講談社)、『野球大喜利 ザ・グレート』(徳間書店)、『ベイスたん』(KADOKAWA)など。

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