山縣亮太「次に目指すのは金メダル」 男子400mリレー、銀メダル後コメント

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ケンブリッジ「個々がレベルアップして4年後に挑む」

ゴールするやいなや、ケンブリッジ(左)と桐生は抱き合って喜びを分かち合った 【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】

――4年後、どのように東京五輪へ臨みたいと考えているか?

山縣 今回、銀メダルを取れて、次に目指すのは金メダル。今回銀メダル取れたということは、金メダルを狙えるということだと思うので、今回の結果をしっかりと自信にして、金メダルを取りにいきたいと思います。

飯塚 今回の結果で、海外のチームが日本に注目し始めると思うので、東京に向けて自信を持ってしっかりとやっていきたいと思います。あと、4年後もメンバーに入れるよう頑張りますし、下の世代もこれで刺激を受けてほしいです。リレーで走って頑張りたいという気持ちを与えられたと思うので、4年後は金メダルを目指すべきだと思っていますし、頑張ります。

桐生 東京五輪の時は最高潮の歳ですし、(個人としては)そこでしっかりと(コンディションを)決めていって、リレーから外れたらそんなショックなことはないと思うので、そういうことがないようにメンバーを勝ち取りたい。またこのメンバーで走って、今日のメダルよりも良いメダルが取れるようにしたいと思います。

ケンブリッジ 4年後、今回は銀メダルだったので金メダル目指したいと思います。バトンワークがすごくうまくいきましたが、今度はもっと個々がレベルアップして、4年後に挑みたいと思います。

――山縣選手以外は個人では悔しい思いをしているが?

飯塚 僕は200(メートル)が終わって、気持ちをしっかり入れて走ろうと思っていました。個人はうまく走ろうとしてしまい、気持ちを入れることができませんでした。リレーでは必死になって走ろうと思っていたので、それが良い走りに結びついたのかなと思っています。

桐生 個人では悔しい結果で、思ったより最高の自信で100メートルに立てなかったというのが最大の敗因かなと思っています。いろいろあったのですが、リレーは別ものとして考えていて、「これだけはメダル取って帰ろう」と思っていました。100のことは後悔しましたが、次の日はリレーモードに勝手になるというか、引きずっていられないという思いでリレーに臨めました。

ケンブリッジ 100メートルでは、予選でそれなりにいい走りをして、準決勝はもうちょっとやれるかなと思ったところで、自分の走りができなくてすごく悔しい思いをしました。その分、リレーでは「絶対にメダルを取って気持ちよく帰ろう」と思って準備をしていました。

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