サイレンススズカを筆頭に名馬がズラリ! 競馬記者が選んだ『衝撃デビュー馬』
ディープやエルコン 強かったアノ馬達……
5馬身差でデビュー戦を圧勝したディープインパクト(写真は2005年日本ダービー、撮影:下野雄規) 【(C)競馬専門紙「優馬」】
ディープインパクト
上がり3F33秒1という数字も凄いが、特にラスト1Fの伸び脚が半端ではなかった。
須藤TM
エルコンドルパサー
ポツンと最後方で直線向くまで何もせず。そこから大外一気で7馬身差。ジョッキーは「どう乗っても勝てる」と踏んでいたのでしょう。ダート路線を歩んでいたとしても歴史に名を残す馬になっていたと思います。
那谷TM
アグネスタキオン
10頭立てだったにも関わらず、リブロードキャスト(2番人気2着)、メイショウラムセス(4番人気3着)、ボーンキング(1番人気5着)などの評判馬が揃って、レース前から注目を集めた新馬戦です。結果はアグネスタキオンの圧勝だったわけですが、3番人気だったのはまだしも、驚いたのは上がり33秒8という数字です。しかも、ラスト3Fのラップは11秒7−11秒3−11秒0でゴール前は抑えたまま。もし本気で追っていたら10秒台が確実に出ていたでしょう。
今でこそデビュー戦で33秒台の上がりをマークする馬は珍しくないですが、15年前ということを考えれば、その価値や衝撃が分かってもらえると思います。「最低でも春の一冠は取れる」と確信して、周知の通り、後に無敗のまま皐月賞を勝つことになるので非常に印象に残っています。
デスク
ブラックタイド
一つ年下の弟ディープも、それはそれで衝撃的なデビュー戦だったけれども、実は兄のデビュー戦の方がインパクトはあった。けっして大差勝ちではないんだが、抜け出して大差勝ちするかと思えた馬(スウィフトカレント)を、直線半ばからモノ凄い脚で差し切ったのにはたまげた。
清野(編集)
タイキブリザード
雄大な馬体に、首を水平よりもっと地面近くまで下げ、ジョッキー(デビュー戦は岡部騎手ではなく坂本勝美騎手)が落ちないのか!?と思ったほど。うなりをあげて走っている感じで、まわりとは違う生き物のようでした。
中田TM(ローカル本紙)
ダンスパートナー
目黒TM
レディブロンド
瀬古TM
ノースフライト