中島翔哉「テグさんを勝たせたい」 国際親善試合U-23南アフリカ戦後の談話

スポーツナビ

浅野拓磨(サンフレッチェ広島)

浅野(左)は1ゴール1アシストにも満足せず、「もっとゴールも取れた」と語った 【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】

「もっとゴールも取れた」

(個人の出来については)満足できるものではなかったと思いますし、もっともっとFWとしてゴールも取れたと思います。ボールを失った場面も自分の中ではあって、そこは課題として今日も試合に出たので。でも、まずはゴールという形で勝利に貢献したかったので、それができたことはひとつ成果として挙げてもいいのかなと思います。もっともっとやらないとなとは思います。

(ゴールの場面は落ち着いていた?)そうですね。植田が持った瞬間っていうのはもう出てくると信じて、僕も走っていました。相手のクリアミスもあったりとか、ボールが渡ってきましたけれど、そこで今日は落ち着いていられたかなと思います。味方の選手も見えていましたけれど、そこでしっかり自分でシュートを選択して、結果的にゴールになったので良かったかなと思います。

(中島のゴールにつながったクロスは?)相手のディフェンスラインでパスを回している時に、僕はパスの出し手からは見えていなかったと思うんです。相手の後ろに隠れながらプレッシャーに行ったので。まあ、自分の中でもうまくボールを取れたと思います。

(アーセナルからオファーが来ていて、広島側も認めている様子だが、何か聞いている?)まだ何もチームからは僕のところに入ってきていません。これからどうなるかは分からないですけれど、チームに帰ってから話し合いたいと思います。海外に行けばいいのかと言えば、別にそれがすべてではないと思うので。(アーセナルというチームから声がかかったことについては)ちょっとびっくりはしています。でも、どこに行ってもできるという自信は自分でも持っていますし、自分が行ったらどうなのかなっていうイメージは持っています。

室屋成(FC東京)

南アフリカ戦がけがから復帰後、4試合目となった室屋は、フル出場に手応えをつかんだ 【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】

「90分できたことがすごく自信になる」

(90分やり切ったが?)復帰後、初めての90(分のプレー)でした。最後はちょっとキツかったんですけれど(笑)。90分できたことがすごく自信になりますし、それが代表で90分やれたことは大きかったです。(90分やるのは試合前から決まっていた?)全然聞いていなかったので、最後まで(交代になるか)分からなかったです。だからペース配分したという感じでは全然なかったですね。でも良かったです。本当に。

(いいアシストもあったが)アシストはできたのですが、個人として全体のプレーを見れば、いい場面は少なかったと思います。アシストでチャラくらいかなと思っています。(出来が今ひとつと感じた理由は)寄せ切る部分だとか、守備の面でもそうですし、もっと取り切れる部分もあったと思います。攻撃の細かい部分でもミスがありました。そういうところはまだまだ修正していかないといけないと思いました。

(周りとの連係は)すごくうまい選手が多いので、周りが合わせてくれる感じでやりやすかったですし、このチームはすごくやりやすいなというのは感じました。

(南アフリカの印象は)最初のプレーで逆サイドを突破されるのを見て、足の速い選手がいるな、しんどい試合になるぞと思ったんですけれど、前半に失点してからは相手も少しずつペースが落ちてきました。その中でしっかりと同点に追いついて、その後に逆転もできて流れを変えられたというのが大きかったと思います。あのまま0−1でズルズルいっていたら、まったく違う結果になっていたと思います。(悪い時間帯に我慢できた?)ハプニング的な失点だったので、失点してもペースが狂うわけではなかったです。手倉森さんが言っていたように、悪い状況の中でもチーム全体で打開できたのが本当に良かったと思います。

(ラストマッチを終えた感覚は?)できることはやってきたし、最後は監督が決めることなので。それについては何も言えないですし、本当に後は待つだけという感じですね。(1月のアジア予選時と比べて状態は?)これで復帰して4試合目なので、少しゲーム体力が戻りきっていないのは確かです。そういう部分はもっともっと戻していかないといけない。痛み自体はまったくないので、けがについては問題ないと思います。

(90分やっただけでなく、左サイドバックもできるところをアピールしたが)でも左をやっている時間は何もやっていないので(笑)。ユーティリティー性を見せられたかは分からないですけれど、こなすことはできたかな(笑)。(左は急に言われた?)ハーフタイムに「左でもいけるか?」と聞かれて、笑いながら「できます!」と答えました(笑)。やるしかないなと。(いつ以来?)覚えていないですね。めっちゃ久しぶりでした。

野津田岳人(アルビレックス新潟)

「選考を意識し過ぎた部分があった」という野津田は、試合への入り方を反省した 【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】

「選考を意識し過ぎた部分があった」

 少し不完全燃焼というか、悔しさが残る形だったので、最初の入りから少し力が入り過ぎたというのはあったと思います。(選考を)意識し過ぎた部分がどこかであったのではないかと思います。

(出せることは出し切れた?)もっとやれた部分はあったと思いますし、特に自分の入りとしてあまり良くなかったです。そこから持ち直せたこと、自分のリズムに持ち直せて最後のほうは良かったですけれど、もっと最初からチャレンジしていければ。しっかりゲームに入り切れていれば、もっとチャンスはあったのかなという気持ちです。目に見える結果を求めてやっていたので……。信じて待つだけですし、しっかり明日から練習に取り組んで準備しておきます。

伊東純也(柏レイソル)

慣れないFWで出場した伊東。特長は出せたものの、結果を残せなかったことを悔やんだ 【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】

「結果を出せなかったのは悔しい」

 今年初めてFWをやったんですけれど、特長は少し出せました。ただ、得点とかアシストと言う結果を出せなかったのは悔しいです。(2トップの一角だったが?)去年も1トップでは(FWを)やっていたんですけれど、2トップというのは大学時代ぶりくらいです。スペースがあったので、抜けたり間(あいだ)でボールを受けたりというのはうまくできたのかな。試合前に「FWで後半いって、途中からサイドハーフにする」と言われていたので、試合を観ながらイメージしていました。スペースに流れて起点を作ったり、クロスまでいってというところはできたんですけれど、あとちょっとでしたね。

(すべて出し切れた?)シュートを打つ場面はあまりなかったけれど、サイドに流れて起点を作ってクロスを上げてチャンスは作れた部分はありました。ただ、結果は出せなかったので。あとはもう(メンバー発表を)待つだけですね。

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