【新日本プロレス】内藤、悲願IWGP初戴冠も暴走止まらず 元W-1真田がオカダ襲撃

高木裕美

ライガーがIWGPジュニア防衛KUSHIDAに挑戦表明

IWGPジュニア防衛に成功したKUSHIDAにライガーが挑戦を表明 【横田修平】

 IWGPジュニアヘビー級王者KUSHIDAは、CHAOSの新メンバー、ウィル・オスプレイを退け4度目の防衛に成功。ジュニアのレジェンド、獣神サンダー・ライガーが次期挑戦者に名乗りを上げた。
 まだ22歳、デビュー4年ながら超ド級の飛び技を見せるイギリス戦士に対し、KUSHIDAは得意のグラウンドで徹底した左腕攻め。オスプレイも得意技のコークスクリュー(トルネード式シューティングスタープレス)を繰り出すも、KUSHIDAはヒザでカットすると、ホバーボードロックでギブアップさせた。
 試合後、「ジュニア最強のKUSHIDA選手に、ライガー最終章と言ったこのオレがどこまで通用するのか」と挑戦を訴えた大先輩に、「獣神サンダー・ライガーに『挑戦したい』って言わせるチャンピオンになりたいってずっと思っていた」というKUSHIDAもその場で受諾。「2016年、今どっちが強いか、勝負しましょう」と、世界最高峰の頂点を賭けての戦いを望んだ。

ロメロが通産6度目のジュニアタッグ王座戴冠

ロメロはパートナーを変えながら通産6度目のIWGPジュニアタッグ王座戴冠 【横田修平】

 IWGPジュニアタッグ選手権では、ロッキー・ロメロ&バレッタの六本木ヴァイスが、リコシェ&マット・サイダルのハイフライヤーコンビを破り王座返り咲き。王者組の変幻自在な空中技に苦しめられながらも、合体技のストロングゼロで勝利した。
 パートナーを変えながら、これで通産6度目の王座戴冠となったロメロは「今度こそ永遠に防衛し続けるぞ」と長期政権を誓うと、「ノリノリだぜー」と、早くも祝勝会として夜の街へ繰り出す計画を立てた。

「G1 CLIMAX」日程発表

 新日本プロレスの真夏の最強決定戦「G1 CLIMAX 26」の全日程が発表された。今年も“史上最大規模”となった昨年と同じ全19大会。7.18北海道で開幕し、最終戦8.14両国国技館で優勝決定戦を開催。北は北海道から南は鹿児島まで全国を渡り歩き、終盤戦は両国3連戦となる。

■『G1 CLIMAX 26』日程

7月18日(月)15:00〜 北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる <開幕戦>
7月22日(金)18:30〜 東京・後楽園ホール
7月23日(土)18:30〜 東京・町田市立総合体育館
7月24日(日)18:30〜 東京・後楽園ホール
7月25日(月)18:30〜 福島・ビッグパレットふくしま
7月27日(水)18:30〜 長野・ビッグハット
7月28日(木)18:30〜 埼玉・所沢市民体育館
7月30日(土)18:00〜 愛知・愛知県体育館
7月31日(日)16:00〜 岐阜・岐阜産業会館
8月1日(月)19:00〜 香川・高松市総合体育館
8月3日(水)18:30〜 鹿児島・鹿児島アリーナ
8月4日(木)18:30〜 福岡・福岡市民体育館
8月6日(土)17:00〜 大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
8月7日(日)16:00〜 静岡・アクトシティ浜松
8月8日(月)18:30〜 神奈川・横浜文化体育館
8月10日(水)18:30〜 山形・山形市総合スポーツセンター  
8月12日(金)18:30〜 東京・両国国技館
8月13日(土)18:30〜 東京・両国国技館
8月14日(日)15:00〜 東京・両国国技館 <優勝決定戦>

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著者プロフィール

静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。

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