【新日本プロレス】内藤、悲願IWGP初戴冠も暴走止まらず 元W-1真田がオカダ襲撃
ヨシタツが復帰戦でNEVER6人タッグ王座奪取
約1年半ぶりに復帰したヨシタツはいきなりNEVER6人タッグ王座を奪取 【横田修平】
ヨシタツは新日本マット復帰を果たした直後の一昨年末、AJスタイルズのスタイルズクラッシュが原因で第二頸椎粉砕骨折の重傷を負い、長期欠場を余儀なくされた。
大手術を乗り越え、ようやく復帰の舞台にこぎつけたヨシタツは、深々と四方に一礼。だが、ゴングを待たずにバレットクラブが奇襲攻撃を仕掛け、開始早々、オメガに因縁のスタイルズクラッシュを見舞われそうになる。
その後も古傷の首を狙われる展開が続く中、得意のキックで見せ場を作るも、せっかく決まった裏4の字固めは、オメガの顔面スプレー噴射でカットされてしまう。10分過ぎ、ヨシタツは3人がかりのスーパーキックから、またもスタイルズクラッシュのエジキとなりかかるが、今度は棚橋とエルガンがオメガにスプレーを噴射して阻止。この勢いを借り、3人がかりの雪崩式エルガンボムでニックを沈めて、見事新王者となった。
得意のキックで見せ場を作ったヨシタツ 【横田修平】
柴田が天山撃破 永田が挑戦者に名乗り
天山を下しNEVER王座を防衛した柴田は永田と一触即発 【横田修平】
2.11大阪大会で第三世代に向けて宣戦布告した柴田は、3.19名古屋で小島聡に勝利。試合後、天山が盟友の敵討ちに名乗りを上げ、今回の一戦が決定した。
これまで04年、昨年の「G1クライマックス」公式戦で、いずれも柴田に勝利している天山は、第三世代のセコンドや師匠・蝶野正洋が見守る中、モンゴリアンチョップ、頭突き、アナコンダバイスと序盤から得意技全開。しかし、柴田も掟破りの逆TTDで意表を突くと、スリーパーで締め上げ、PKでフィニッシュ。試合後、柴田はダウンしたままの天山に向かって深々と一礼すると、直後にセコンドの永田にキック。永田も怒りの形相でTシャツを脱ぎ捨て、一触即発状態となった。
「当初自覚のなかったケツの青いおじさん」にようやく火をつけた柴田は「オレ1対第三世代。天山、小島の友情は素晴らしかった。今のオレにはないもの。今日は本当にひとりを相手にしている気はなかった」と、今後も第三世代狩りに挑むことを宣言した。
真壁&本間l組がIWGPタッグ王座陥落
真壁&本間組を破りIWGPタッグ王座を奪取したタマ・トンガ&タンガ・ロアの兄弟タッグ 【横田修平】
敗れた本間は「獲られたら、獲り返すまでだ。もう一回だ、もう一回。オレと真壁のベルトだ!」と、さっそくリマッチを要求した。