【DRAGONGATE】 鷹木信悟がドリーム王座初防衛も暗雲 ヴェルセルクが再び仲間割れの危機

株式会社ドラゴンゲート

斎藤“ジミー”了の挑戦を退け、ドリームゲート初防衛に成功した鷹木信悟 【(c)株式会社ドラゴンゲート】

 ドラゴンゲート2016年ビッグマッチ第1弾として開催された「MEMORIAL GATE 2016 in 和歌山」が21日に和歌山県立体育館で開催された。

 メインイベントで行われたオープン・ザ・ドリームゲート選手権試合では、第24代王者の鷹木信悟が斎藤“ジミー”了の挑戦を退け、初防衛に成功した。

Kotokaが失態続きで足を引っ張る

 3.6大阪大会で、三たびドリームゲート王座に返り咲いた鷹木。一方の斎藤は、鷹木に王座奪還を許した盟友のジミー・ススムの敵を討つべく、挑戦に名乗りを挙げたが、玉砕する結果となった。

 終わってみれば圧勝の防衛だった鷹木。いつものように敗者をこき下ろすようなマイクアピールをするかと思いきや、その矛先は盟友であるヴェルセルクのメンバーへ。

 2月に鷹木がドリームゲート王座から陥落した際に、他のメンバーとの間に軋轢(あつれき)が生じていたものの、今回の王座再戴冠で解消されたのように思われていた。しかし、ここ最近はメンバーのKotokaがセコンドに就くたびに失態続き。前日の名古屋大会でも土井にパウダー攻撃を誤爆してチーム敗戦のきっかけを作ると、この和歌山大会でも足を引っ張りまくりとなる。

 ブレイブゲート、トライアングルゲート王座奪取の機会を自らのミスで潰す羽目になった。

鷹木の態度に土井、YAMATOらが反発

鷹木のKotoka擁護に、土井&YAMATOが反発。ヴェルセルク内に亀裂が…… 【(c)株式会社ドラゴンゲート】

 鷹木は、土井成樹とYAMATOに対し「(ドリームゲートの)ベルトを獲り返したことで全てがチャラのはず。なぜまだ内輪もめする必要がある?」と詰めよると、土井は「確かに、お前がベルトを奪い返したことでわだかまりは無くなった。俺たちが文句があるのはKotokaや。そろそろヴェルセルク内での力関係をはっきりさせとかなアカンな」と言い返す。しかし鷹木はKotokaを庇うように「団体最高峰のドリームゲートのベルトは俺の腰にある。それがどういう意味か分かってるのか? もうちょっと俺に気を使え」と一喝。

 この鷹木の態度に土井、YAMATO、谷嵜なおきは踵を返してそそくさと控室へ下がった。再び、ヴェルセルクに亀裂が……。

 なお今大会は、4月3日(日)19時55分からテレビ和歌山で地上波放送されることが決定している。
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