2016年注目の若手女子プロ5人 技と華麗さを併せ持つニューヒロイン

北村収

ツアー初優勝も近い堀琴音

【写真:ALBA.Net】

「LPGAアワード2015」にて新人賞、さらに「日本プロスポーツ新人賞」を受賞した堀琴音。昨年11月の「伊藤園レディスゴルフトーナメント」では3位タイに入る。自身最高位ながらも「満足と悔しさが半分半分」と優勝を逃したことを残念がった。

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 プレーヤーとしての強みはショットの安定感。昨シーズンのパーオン率は10位に入った。一方で平均パット数は56位。今年の飛躍の鍵はパッティングの成否にある。ツアー2勝の姉・奈津佳とともに、ゴルフのうまさだけでなく美人ゴルファーとしての定評もある。

 20歳の誕生日は、今シーズンの開幕日となる3月3日だ。20代のスタートと同時に戦いの火蓋が切って落とされる今シーズン。初めてのフル参戦でどこまで賞金ランクを上げることができるのか? ツアーでの初優勝に最も近い若手だと言えるだろう。

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松森彩夏、すらりとした体型から放つ豪快なショットが魅力

【写真:ALBA.Net】

 翌日のスポーツ紙面で美人ゴルファーの初優勝が大々的に報じられた「フジサンケイレディスクラシック」。試合の終盤、優勝した藤田ではなく、もう1人の美女ゴルファーが首位争いを展開していた。「18番の3パットが悔しい」と、2位タイの成績に唇をかんだ松森彩夏だった。

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 170センチのすらりとした体型から放つ豪快なショットは、ギャラリーやテレビで観戦するゴルフファンの注目を集めた。あまり知られていなかった松森の名は、敗れはしたものの、この試合で有名に。若い女性ファンは、手足が長く小顔でモデルのような松森のファッションにも注目した。
 9月の「マンシングウェアレディース東海クラシック」でも優勝争いを展開し単独2位に。今シーズンはあと一歩のところに迫っているツアー初優勝が期待される。

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著者プロフィール

1968年東京都生まれ。法律関係の出版社を経て、1996年にゴルフ雑誌アルバ(ALBA)編集部に配属。2000年アルバ編集チーフに就任。2003年ゴルフダイジェスト・オンラインに入社し、同年メディア部門のゼネラルマネージャーに。在職中に日本ゴルフトーナメント振興協会のメディア委員を務める。2011年4月に独立し、同年6月に(株)ナインバリューズを起業。紙、Web、ソーシャルメディアなどのさまざまな媒体で、ゴルフ編集者兼ゴルフwebディレクターとしての仕事に従事している。

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