FS第3日 永井花奈が首位浮上

チーム・協会

【Photo:Atsushi Tomura/Getty Images】

 2024年JLPGAツアー クォリファイングトーナメント(QT)ファイナルステージ大会第3日が11月28日、静岡県袋井市・葛城ゴルフ倶楽部 宇刈コース(6,454ヤード/パー72)で行われた。強風下のラウンドで精神力まで問われた一日。永井花奈が通算7アンダーで首位に浮上。今年、最終プロテスト合格の入谷響、森井あやめが2打差の通算5アンダーで2位タイ。通算4アンダー、4位タイで小滝水音、篠崎愛、サイぺイインが続く。

 QTは次年度のJLPGAツアー及び、JLPGAステップ・アップ・ツアーの出場資格決定戦(シード選手等を除く)。例年の実績でJLPGAツアー出場は、上位30位前後がボーダーラインとなる。

 なお、順位タイの場合、「第4Rスコア→第3Rスコア→第2Rスコア→第4R、18番Hからカウントバック」によって順位を決定。

 また、QTは観戦することができません。各日の成績は、JLPGAオフィシャルサイトでご確認ください。

永井 花奈(1位:-7)
 「最後の2ホール、太陽が木に隠れ、すごく寒かった。ここ3日間、すごくプレーが安定している。シーズン中でもなかったぐらい、パーオン率がいい。そのあたりが、スコアにつながっているのでしょう。
 とりあえず、最終日は通算10アンダーに目標設定する。ただし、毎日、風がすごく強い。状況しだいでスコアが変動する。60台のスコアを出すことは楽ではないでしょう。モチベーションを高める意味で耐えるところ、攻めるところをしっかり分ける」

【Photo:Atsushi Tomura/Getty Images】

入谷 響(2位タイ:-5)
「風が強く、きょうも難しい一日。さすがにバーディーをたくさんとることができなかった。でも、イーブンパーでホールアウト。少し、ホッとしました。でも、取りこぼしが多く、ショートパットをはずしたことが残念です。
 最終プロテストのあたりから1Wの調子が良くなり、精度、飛距離もアップ。第1打がうまくいけば、第2打→第3打といい流れができあがる。スコアが少しずつですけど、良くなっています。
 最終日は上位を狙うことはもちろんだけど、あまりスコアや、順位にとらわれるとよくないでしょう。この3日間のかなりいいイメージをキープしていきます。体調もいいですよ」
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