圧巻の強さ! サトノダイヤモンド ダービー想定オッズ2番人気に浮上
母はフランスGI馬 ラヴィエベール
バネの利いたフットワークでデビュー戦を勝利したラヴィエベール(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】
ラヴィエベール 牡 馬体重:500kg
★★★★★★ 6点〔OPクラス〕
騎手:杉原 厩舎:(美) 藤沢和
生産:ノーザンファーム
父:ディープインパクト
母:コケレール(Zamindar)
好位追走で直線までは至ってスムーズ。いざ追い出した辺りで前にいた馬がふらつき、やや外に弾かれるシーンもあったが、ゴール前で鋭く伸びて前を差し切った。脚先の掻き込むような力強さとバネの利いたフットワークには好感が持てる。まだ芯が入り切っていない部分も覗かせるが、素質は十二分に高い。
馬体診断
500キロという馬体重の割りに造りは軽い。全体のサイズは大きいものの、トモなどはまだまだ成長の余地がありそう。やや曲飛気味には映るが、繋ぎが立ち気味で少し捌きも硬い様子。脚元に関しては少し気になるが、全体的なシルエットは走る馬そのもの。少し柔らか目で力を要す馬場の方がいいのかもしれない。
血統診断
母コケレールは6戦4勝。仏のGI・サンタラリ賞の勝ち馬。その母の父Zamindarはミスタープロスペクターの直系で2歳時にスプリント戦で活躍。GIII勝ちやGI2着があり、早熟なスピードタイプ。ディープインパクト産駒の活躍馬の共通点として挙げられるのが、ノーザンダンサーのクロスが3本入る形。この馬も同様で、切れ味に加えて勝負強さもあるタイプか。
馬券の狙い目→適距離は1800m〜2000m。洋芝替わりで一発、というシーンもありそう。