大島僚太「ゴールはイメージ以上だった」 五輪最終予選 サウジ戦後会見&コメント

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南野拓実(ザルツブルク/オーストリア)

「結果が欲しいと思っていた」という南野(右)はアシストを喜んだ 【Getty Images】

「結果が欲しいと思っていた」

 1位突破が決まって迎える難しい試合でした。フォーメーション変更(「4−4−2」から「4−3−3」)は個人的には問題なかったです。相手をハメることもできていました。先制できたことで楽な試合にできたと思います。(大島の得点で)相手のメンタルがガクンと来たのを感じました。

(井手口のゴールをアシストしたが)ゴールとかアシストとか何か結果が欲しいと思っていたので、アシストができて良かったです。チームとしても試合を重ねるごとに良くなっています。

(大島と話し合っていたが)僚太くんは自分のサイド(右)のボランチだったので、アイコンタクトを取りながらこのタイミングで欲しいとかそういう話をしていました。

(ピッチ状態について)真ん中あたりはドロのような感じでグチョッとしていました。相手も足を取られていました。(システム変更は)やりにくいとかやりやすいという話ではなくて、相手によってシステムを変えられるのは自分たちの強みだと思っています。

(準々決勝に向けて)五輪までまだ2つあるし、目標であるアジアチャンピオンまで獲ろうと思ったら3つあります。(決勝トーナメントは)違った緊張感もある中での試合となるので、大事なところで(点を)取れるように、良い準備をしていきたいです。

植田直通(鹿島アントラーズ)

「無失点記録が途絶えて悔しい」

(PKを与えて悔しい失点となったが)自分自身、(1次予選から続いていた)無失点記録を途絶えさせてしまって、ものすごく悔しいです。(PKを取られたシーンは)相手が足の裏を見せてきていて、ファウルをもらえたかなという感じだったが(ファウルと判定された)。自分のミスということだと思います。ヘディングでファウルを取られたシーンもあったし、もっと綺麗に競っているように見せないといけないと思います。

(セットプレーでは惜しい場面もあったが)良いボールは入ってきているので、あとは僕が決めるだけ。次は必ず決めます。

(北朝鮮戦に続いてロングボールを蹴ってくる相手に対応し続けている)ああいう蹴ってくる相手に対しての感覚はつかめてきています。北朝鮮戦はラインが低くて、セカンドボールを拾えなかったけれど、今回はラインを高くしながらセカンドボールを拾えていました。改善できていると思います。

(チームに一体感が出ているが?)一戦一戦、違う人が結果を出していて、競争も生まれているし、みんなが負けたくないという思いを出してきていると思います。

手倉森誠監督、試合後記者会見でのコメント

3連勝でグループリーグを突破し、手倉森監督は「勢いを持って決勝トーナメントに進める」と語った 【写真は共同】

「勢いを持って決勝トーナメントに進める」

 今日のゲームはグループリーグ1位突破を決めた中でのゲームでしたけれど、自分たちとしては勝ち続けたいという思いの中でやっていました。そして無失点を続けることを掲げてやっていた。勝ち続けたことは良かったけれど、失点はしてしまった。ただ、勝ち続けて勢いを持って決勝トーナメントに進めることは良かったと思います。

(毎試合選手を入れ替えて、入れ替えた選手が結果を出している)このチームは強化の過程で選手を招集できない活動が続いてきました。その分、いろいろな選手を呼ぶことができました。その中で多くの日本代表選手のパイを増やすことができた。つまり競争をするメンバーが多くなる中で、しっかり成長してきた選手たちが23名選ばれました。本当に今大会に至るまでのさまざまな大会や活動で、競争意識が高まったことが、誰が出ても活躍できるようになった要因かなと思っています。

(準々決勝に向けて)まず誰が出ても良い準備をしなくてはいけません。あとはしっかりとイランの戦い方を分析して、全体の流れと勝負どころのディテールを理解させて、その日を迎えたいと思います。

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