【RIZIN】ヒョードル推薦ネムコフvs.前KSW王者レリッジ トーナメント出場選手インタビュー

(C) RIZIN FF

レリッジ「すべての格闘技の起源である日本で戦えて光栄」

日本での試合を楽しみにしているKSW代表レリッジ 【(C) RIZIN FF】

――KSW代表としてRIZINに出ることになりましたが、どんな気持ちですか?

レリッジ 非常に光栄で、幸運なことだと思っています。とにかくうれしい。早く戦いたい気持ちでいっぱいです。

――今回は「3」のカードを引きました。空いていた第4試合を選びましたが、その理由は。

レリッジ 特に理由はないけど、すでに第1試合、第2試合が選ばれていたので、第4試合を選んでみました。このシステムはちょっと驚いたけど、文化の違いかな。対戦相手として僕を選んだネムコフ選手は、きっとタフなファイトを望んでいたのだと思います。

――そのワジム・ネムコフ選手にはどんな印象がありますか?

レリッジ 彼の試合を観たことがないので、今の時点では印象は特にありません。だから、印象は戦ってからコメントします。彼は英語を話さないため、今日会話することはできませんでした。

――今はどんなトレーニングをしていますか?

レリッジ 年末に向けてハードなトレーニングをしていたんですけど、2日前にケガをしてしまって。今回、日本に来たことでトレーニングを休めるので、ちょうどいいタイミングでした。おかげで少し回復できそうです。また帰国したら改めて準備の体制を整えてトレーニングしていきたいと思います。

――KSWについて紹介していただけますか?

レリッジ KSWはヨーロッパで最高の格闘技団体のひとつで、もっとも優れたファイターたちを抱えています。ヨーロッパやほかの地域でも放送されていて、今ポテンシャルがどんどん高まっています。そのうちUFCレベルになるだろうと思います。

――日本の格闘技の印象は?

レリッジ あらゆるマーシャル・アーツは日本から来ていますよね。すべての格闘技の起源が日本にあると僕は思っています。だからこそ日本で試合ができることがとてもうれしいです。

――最後に、RIZINに向けての意気込みをお願いします。

レリッジ 最高のトレーニングを受けている対戦相手と戦えるのは、自分にとって非常にプラスになることです。素晴らしい選手と戦うことによって僕も自分のスキルを見せることができるし、戦うモチベーションになる。彼のようなファイターと対戦できて光栄です。今は、自分の技を見せるという使命感に燃えています。

【印象に残った試合】
RIZINトーナメント1回戦でワジム・ネムコフと対戦することになったゴラン・レリッジ。すべての格闘技のルーツを持つ日本でのトーナメント出場に喜ぶレリッジだが、そんな彼が格闘家になったきっかけもやはりPRIDEだった。
「印象的な試合を一つ挙げることは難しい。一つの試合がターニングポイントになったということはないからです。今まで観た試合のすべてが自分にとっての学びにつながっています。ただ、PRIDEでもっとも心動かされたのはノゲイラの試合。彼のスキル、テクニック、ハートのすべてに感銘を受けました」

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