【RIZIN】日本代表の石井慧「準備はばっちり」 トーナメント出場選手、組合せが決定
RIZINのトーナメントに出場する選手 【スポーツナビ】
先週の時点で5人の出場者が発表されていたが、この日、残り3人が発表。特に日本代表となる選手は誰かに注目が集まったが、世界の強豪と戦える選手として選ばれたのは石井慧。石井は「準備はばっちりだ。戦いが戦いと思わない、大晦日が始まる」と決め台詞を準備し、独特の言い回しで意気込みを語った。この日行われた組合せ抽選会では、1回戦でチェコの格闘技団体GCFの代表であるジーリー・プロハースカとの対戦が決定。「日本の代表、IGFの代表として戦う。相手のことは研究していないが、これから研究していきたい」と語り、未知なる相手ながら勝利を誓った。
以下、会見でのコメント。
榊原委員長「新しい扉を開くのはこの8人」
榊原信行実行委員長 【スポーツナビ】
高田信彦統括本部長
榊原信行実行委員長
榊原信行実行委員長
「日本の格闘技界、世界に向けての大会まで残すところ1カ月。RIZINの新しい舞台は『日本発世界』へ届けたいイベントとなりますが、そのハイライトがこの各国を代表する選手たちによる週末3日間の8人トーナメントとなります。
賞金総額は格闘技界最高、全部で6000万円。賞金も大きいですが、日本では地上波で放送されますし、全米やロシアの放送も決まり、欧州、ブラジル、韓国、アジア諸国でもこのRIZINが届けられる環境が整いました。RIZINの舞台を飛躍の機会にしてやるという気概を持った選手たちに集まってもらっています。
新しい時代をスタートする時点で、今日集まってもらった選手たちは、大半の選手を知らないと思います。僕の記憶の中でも1993年、94年、当時のK−1グランプリでは、ブランコ・シカティックもマイク・ベルナルドも、無名でした。それでも、彼らがリングの中で見せたファイティングスピリット、無我夢中でスターに駆け上がっていくという気概を、格闘家は背中で見せていたという思いがあります。新しい扉を開くのは、グランプリの8人の代表選手たちのだと思っています」
組合せ抽選会
キング・モー 【スポーツナビ】
この舞台で試合ができることを光栄に思う。皆の前で、僕の技術を見せることを期待してほしい。日本のファンの前で試合ができることをうれしく思うので、あとはやるだけ。29日、31日は勝つだけ。(1番の選択権を引き)1番という数字は、常にいい数字。それを引けたことは、非常にうれしい。(対戦相手を)選ばれる立場になったが、僕を狙うんだったら、誰でもいい。僕はドンと構えて待っている。
テオドラス・オークストリス 【スポーツナビ】
このような機会を与えてもらい、ありがとう。特に戦いたい相手はいないが、レベルの高いトーナメントは勝つしかないので、誰とでも戦う。
ゴラン・レリッジ 【スポーツナビ】
(戦いたい相手は?)対戦相手は誰でもいい。僕にとって大切なのは、日本で戦えること。そして日本のファンの前で戦えること。子供のころからの夢がかなうので精いっぱいの戦いを見せるだけ。
石井慧 【スポーツナビ】
準備はばっちりだ。戦いが戦いと思わない、年末の戦いが始まる。
ブルーノ・カッペローザ 【スポーツナビ】
実はここにいる選手たちを良く知らないので、自分の運に任せて選手を選んだ。
ワジム・ネムコフ 【スポーツナビ】
気分は最高。今回は、日本に呼んでくれてありがとう。
ジーリー・プロハースカ 【スポーツナビ】
ライジンのファンの皆様、このような素晴らしい機会を与えてくれてありがとう。“サムライ・スピリッツ”を生んだ国で自分の技術を披露させてもらうことが何よりもうれしい。一生懸命頑張る。