【DDT】イサミが坂口を倒しKO−D王座初戴冠 山ちゃんプロレスデビュー戦はまさかの結末

高木裕美

山ちゃんプロレスデビュー戦は大団円で終了

【横田修平】

「松竹vsよしもと全面戦争〜スペシャルハンディキャップマッチ」では、松竹芸能所属のスーパー・ササダンゴ・マシンvs.RG(レイザーラモン)&山里亮太(南海キャンディーズ)による異色対決が実現。

 これが正式なプロレスデビュー戦となった山ちゃんだが、肝心の試合の前に、ササダンゴがうっかり、ハリケーンミキサーでセコンドの渡瀬瑞基をバラバラにしてしまうアクシデントが発生。吉本興業&DDTの2団体所属であるホープ・渡瀬を救うべく、急遽3人が一致団結して大喜利に挑むことに。

 見事、笑いの力で渡瀬復活に成功した3人だが、怒りの収まらない渡瀬は山ちゃんにドロップキック、キャメルクラッチ。RGにはアトミックドロップ4連発。だが、RGが森山直太郎の「さくら(独唱)」に乗せて披露したプロレスあるあるに渡瀬も思わず爆笑。笑いの力で4人が一致団結し、大団円を迎えた。

赤井沙希は王座獲得も“オクトパス”の悲劇が……

【横田修平】

 赤井沙希が悲願のアイアンマンヘビーメタル級王座を獲得。だが、喜びもつかの間、悪魔のような双子に地獄を見るハメになった。

 赤井はアイアンマン王座を争う時間差バトルロイヤルに出場。素顔をあっさりさらした菊タローの奇襲戦法を皮切りに、王座がめまぐるしく移動する中、赤井は現王者となった伊橋剛太の存在そのものを生理的に受け付けられず、逃げ惑うばかり。だが、四十路を超えたチェリーの捨て身のファイトで王座が移動すると、丸め込みで3カウントを奪取。ついに、念願のタイトルを手に入れた。

 しかし、全試合終了後、バラモン兄弟が生ダコを手に赤井を急襲。「大阪オクトパスなのにタコが出てこない」という理由で、顔面にタコを押し付けられた赤井は、墨と粘膜で顔面をボロボロにされ、すっぴん以上の屈辱を味わわされた。

2/2ページ

著者プロフィール

静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。

新着記事

編集部ピックアップ

コラムランキング

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント