【リアルジャパン】諏訪魔が初参戦 S・タイガーと初遭遇 「ガッチリプロレスをやりたい」

リアルジャパンプロレス

点から線へ……S・タイガーが一騎打ちも熱望

S・タイガーはタッグマッチだけでなく、一騎打ちも熱望。点から線へとつなげていく 【リアルジャパンプロレス】

 今回はタッグマッチでの対戦となるが、S・タイガーはこれを点ではなく線にするつもりでいる。「諏訪魔選手に触れることができるんであれば、タッグだろうが、6人タッグだろうが、イリミネーションマッチだろうが、最終的には持っていけるところまで持っていきたいと僕自身は思っていますので」と一騎打ちを見据えていることを明かすと、さらにメインイベントで行われるレジェンド王者・船木誠勝に関本大介が挑むタイトルマッチを強く意識。「それを超える戦いが見せられなかったら、僕自身もリアルジャパンを背負っていけることはできないと思うんで。そういった部分でも、メインを食う試合をやっていきたいと思います」と目をぎらつかせた。

 一方の諏訪魔は「(S・タイガーの試合は)見たことないです。ただ、なんといっても、初代タイガーマスクの直系の一番弟子ですからね。打撃にたぶん相当なものがあると思うんで、そこは気を付けて。ただ、あえて受けたいなというのもあるし、受けた上で勝つというね。そこはこだわりたいなと思います」と虎戦士の決意を受け止める構えだ。

諏訪魔は船木の持つレジェンド王座に興味

お互い激しい戦いになることを誓う 【リアルジャパンプロレス】

 諏訪魔はレジェンド王者の船木と全日本の11.1弘前大会で久々に対戦しており、「その時にベルトを持っていたんだよね。『なんだ?』っていうのが、今話が繋がったというかね。リアルジャパンのチャンピオンなのかと。そういうのは俺の中で繋がったので。またベルトというか、そういうところにもちょろっと色気というのが出てくるのかな」とほのめかしたが、「なんて思いつつ、今はS・タイガー選手がこういう風に思いきりストレートに感情をぶつけてくるんで。こういう直球の人には俺だって直球で返すという。ベルトよりもS・タイガー選手とどれだけガチガチやれんのかなというのは楽しみで待ちきれないね」とあくまでも今はS・タイガーとの戦いに集中するつもりでいる。

 もちろん、その先にはS・タイガーとの一騎打ちや現在欠場中の初代タイガーマスクとの対戦などが実現する可能性もあり、リアルジャパンマットにおける諏訪魔の今後が気になるところ。S・タイガーも「ある意味、僕のリミッターが外れる時が来たのかなと。それに相応しい選手だと思っています」と今から待ちきれない様子だった。

 その他の対戦カードも決定。腰の手術のため、6月大会を欠場した藤波辰爾が柴田正人&LEONAとトリオを組み、グレート・タイガー&エディ・フレンチ&那須晃太郎組と対戦する。また、ザ・グレート・サスケが3年ぶりにリアルジャパンに参戦。首の負傷から半年ぶりにリアルジャパンに復帰する折原昌夫とタッグを組み、ウルティモ・ドラゴン&田中稔の強力タッグと激突する。

 さらに、“グラップリング世界王者”タカ・クノウvs.“全日本サンボ王者&元DEEPウエルター級王者”長谷川秀彦の5分3R制の一騎打ち、スーパー・ライダー&間下隼人vs.グラン浜田&“力道山三世”力のタッグマッチも決定! 2015年最後の大会は、リアルジャパンの未来を感じさせる熱い試合が期待できそうだ。
■リアルジャパンプロレス『初代タイガーマスク黄金伝説〜LEGEND OF THE GOLD掘繊
12月09日(水)後楽園ホール 開場17:30 開始18:30


<メインイベント レジェンド選手権 60分1本勝負>
[第8代王者]船木誠勝(フリー)
[挑戦者]関本大介(大日本プロレス)
※第8代王者・船木の初防衛戦

<タッグマッチ 60分1本勝負>
スーパー・タイガー(リアルジャパン)、アレクサンダー大塚(AODC)
諏訪魔(全日本プロレス)、佐藤光留(パンクラス)

※諏訪魔はリアルジャパン初参戦

<6人タッグマッチ 30分1本勝負>
藤波辰爾(ドラディション)、柴田正人(フリー)、LEONA(ドラディション)
グレート・タイガー(国籍不明)、エディ・フレンチ(フランス)、那須晃太郎(フリー)

※腰の手術で欠場していた藤波が6月大会以来のリアルジャパン参戦。エディ・フレンチは半年ぶりのリアルジャパンマット

<シングルマッチ特別試合 5分3ラウンド制>
タカ・クノウ(チーム太田章)
長谷川秀彦(アカデミア・アーザ)

※タカ・クノウはグラップリング寝技世界王者。6月のリアルジャパンでプロレスデビューした長谷川は、元全日本サンボ王者、元DEEPウエルター級王者

<タッグマッチ 30分1本勝負>
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)、田中稔(WRESTLE−1)
ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)、折原昌夫(メビウス)

※サスケは約3年ぶりのリアルジャパン参戦。折原は6月のリアルジャパンで首を負傷し、9月大会を欠場、今回が半年ぶりのリアルジャパンとなる

<タッグマッチ 30分1本勝負>
スーパー・ライダー(リアルジャパン)、間下隼人(リアルジャパン)
グラン浜田(フリー)、“力道山3世”力(リキエンタープライズ)

2/2ページ

著者プロフィール

新着記事

編集部ピックアップ

コラムランキング

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント