ゴルフでライバルに差をつけろ! その1 ラウンド後はドライビングレンジで課題を克服

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【Getty Images】

鉄は熱いうちに打て! ラウンド後は課題が浮き彫り

 ゴルフはミスをどれだけ減らすかのスポーツ。良いスコアを出したラウンドも思い返してみるとたくさんのやり直したいショットや場面が思い浮かぶだろう。

 その悔しい気持ちとミスの状況を明確に覚えているうちに復習をしておくことがスコアアップへの最短距離になるのだ。

 ミスした状況を思い出し、頭の中で再現しながら1球1球本番と同じように練習することで応用力が身に付き、大きなミスを減らすことができる。上級者がラウンド後に練習するのは、明確な効果があるからなのだ。

ラウンド中にできなかった悔しさをバネに練習すべし 【GDO】

ラウンド後はスイングがバラバラになりがち

 コースでのラウンドはいわゆる本番。やり直しがきかないのでどのショットも緊張し、どうしても練習の時より力が入ってしまう。

 さらに風や傾斜からのショット等、意識すればするほど普段通りのスイングができなくなり、リズムがくるってしまうものだ。そんな普段通りのリズムではない状態で終わってしまうのは、スイングに悪影響を及ぼしてしまう。

 ラウンド後の練習は、そんな悪い影響をリセットし自分本来のスイングに戻すためにとても有効なのだ。

ラウンド中はどうしてもスイングが崩しがちなので早めにリセットしよう 【GDO】

疲れた時こそ、力みのないスムーズなスイングが体感できる

 ゴルフにとって力みとは、スムーズにスイングする時の大敵。いかに力まずにスイングするかがナイスショットを生むコツとなる。

 しかし「力むな」と言われても力の抜き加減が分からないのが悩みどころ。そんな力まないスイングを体感できるチャンスなのがラウンド後の練習だ。筋肉が疲労した状態で練習をすると力みにくくなる。

 自分のタイミングでしっかり振ることを心がければ、力みのないスムーズなスイングを体感することができるのだ。

筋肉が疲労した時ほどスムーズな動きが習得できるチャンスなのだ 【GDO】

クラブの良し悪しを判断するのもラウンド後が効果的

 ゴルフはクラブとの相性がとても大切。例えスイングが良くてもクラブが合っていないとミスにつながってしまう。その判断を行うのもラウンド後の練習時が最適だ。

 コースで出たミスを明確に覚えているうちに他のクラブで同じ状況を思い描いて打つ。そうすれば比較がしやすく、合う合わないが体感しやすくなるのだ。

 今はレンタルや中古ショップの早期買取システム等を利用すれば気軽にクラブを持ち込めるので事前に借りていくことができる。仲間のクラブを借りて打ち比べるだけでも違いは体感しやすいだろう。

友人のクラブを借りて、自分にあったものを探すのもあり 【GDO】

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