工藤監督9度舞う「すべての方に感謝」 ソフトバンク、リーグ連覇会見全文

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松田「工藤監督を日本一の男にする」

貴重な追加点となるホームランを放った松田 【写真は共同】

――チームを、ファンを、ここまで熱くしましたね

 今年はスローガンが良かったなと思います(笑)。工藤監督のもと、“熱男”というスローガンがよく、球団に本当に感謝したいと思います。

――松田選手が始めたパフォーマンスがチームを巻き込み、チームを明るくし、ファンまで巻き込んだ印象があるのですが?

 個人的に、どう周りの人が感じてくれたのかなと思いましたが、2月1日にユニホームを着たときに、工藤監督を胴上げしよう、とチーム全員で決めましたから、そのために今日まできついことがありましたが、みんなで乗り切ってこられたので、リーグ優勝はうれしいし、自信になりました。

――今日のホームランが象徴するように、今シーズンの松田選手は打ってほしいところ、サヨナラの場面でヒット、ホームランが多かったですが、自身のシーズンを振り返ってどうですか?

 けががなく、ここまで休まず、フルインニング出られるということが一番でしたし、それが一番大きかったと思うし、チームの優勝に貢献できた一番の要素だと思います。これからもけがをせずに、持ち味の元気を前面に出して、工藤監督を日本一の男にするためにもう少し頑張ります。

――CS、日本シリーズへ向けてどんな戦いになると思いますか?

 短期決戦なんで、どう転ぶか分かりませんが、ホークスらしい野球をすれば、絶対に勝ち抜けるという自信もありますから、その思いをもってCS、日本シリーズを戦って、今年も日本一を全員でつかみ取りにいきたいと思います。

サファテ「まだ最初のステップ」

――優勝決定の瞬間にマウンドにいた気持ちは?

 最高の気分でしたし、(昨年の日本一に続いて)2年連続で最後のアウトを自分が取れて良かったです。これがまだ最初のステップだと思っていますし、これからまたしっかり頑張っていきたいと思います。

――シーズンを通して、“失敗のしないストッパー”として投げ続けたが、どんなシーズンでしたか?

 チームメイトなしではできなかったと思います。攻撃陣は12球団で一番ですし、先発ピッチャーもすばらしいですし、中継ぎや他のピッチャーもすばらしいので、チームメイトといい化学変化が起き、自分の成功につながったと思います。あとは、みんなから信頼されていると、自分が思えることが成功の要因だと思います。

――今年、打ち立てた記録(43イニング連続奪三振)については?

 皆さん(報道陣)に言われるまで、まったく知らなかった記録ですし、それは自分の記録というよりも、いつもリードしてくれている細川(亨)、高谷(裕亮)、鶴岡(慎也)、細山田(武史)というキャッチャー陣が研究して、リードしてくれているので、キャッチャーと自分とでつくった記録だと思います。

――CS、日本シリーズに向けてどんな準備をしますか?

 シーズン中と同じ戦い方で、あとは相手が自分たちを倒しにくると思うので、それを迎え撃つという気持ちでやっていければ大丈夫だと思います。

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