柳田将洋「もっと攻めていくことが課題」 バレーW杯 米国戦後の選手コメント

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石川祐希(中央大)

石川(右から2人目)は「課題が多く見つかった試合」と反省を口にした 【坂本清】

「課題が多く見つかった試合」

 今日の試合は2セット目は取ったけれどミスも出てしまったので、(今後は)ミスがないようにしていきたいです。最低でも相手に取られるサービスエースは2本以内とチームの決め事としてあるのに、3、4セット目はもっと多くの本数を取られてしまったのも良くなかったです。3セット目からサーブを受けるローテーションも代わって、修正できませんでした。米国はどの選手も徹底してくる。課題が多く見つかった試合でした。苦しい場面でどう乗り越えるか。まだまだ耐えきれていないです。明日のオーストラリア戦はアジア選手権でやられた相手なので勝ちたいです。

深津英臣(パナソニック)

深津(13番)は「先に8点のテクニカルタイムアウトを日本が取ることが重要」と試合を振り返った 【坂本清】

「序盤にリードすることが大事」

 序盤にリードするか、されるかというのはすごく大きな課題だと思います。先に8点のテクニカルタイムアウトを日本が取ることが重要になると思うので、そこを意識してやっていきたいです。

(出耒田敬が)1本も打っていなくて彼も試合中に話して、なかなかクイックを上げられるシチュエーションがなかったということでダメージを受けていた。何とか使おうと思っていたんですけれど、良い場面では石川(祐希)や柳田(将洋)のパイプ(センターからのバックアタック)も通っていたので、1人1人の気持ちを考えてトスを上げることが必要だと思います。3、4セット目はBパスからのクイックが全然なくて、そういう面をヨーロッパ遠征で練習してきたのでもう少し何とかしていきたいと思います。

 2セット目をなぜ取れたかと言えば、レシーブが良くて、相手のミスを誘ったりワンタッチで飛ばす展開があったから。サーブとか若さ、勢いも脅威だと思いますけれど、レシーブでブロックの上から来るのも拾えるようになってきたと思うので、明日も上から打たれても1セット目で対応していけたらと思います。

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